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こんにちは。山一薬局立小路店の岡村祥平です。

店頭でお客様に「パップ剤」と「テープ剤」の違いについて質問を受けました。

パップ剤は白いフェルトの布に厚めに、テープ剤は粘着性のある肌色のポリエチレンフィルムに薄めに薬剤が塗ってあります。

パップ剤は水分を多く含み、ひんやりした使用感のですが剥がれ易いとい難点があります。ただ、肌の弱いお年寄りで剥がす時に皮膚ごと剥がれそう…という方には逆にいいのではないでしょうか。

テープ剤は伸びがよく、粘着性が高いので、関節部分などに使いやすいです。また、温感効果も期待できます。ただ、上手に貼らないとグチャグチャになってダメにしてしまうといった場合があります。市販薬の場合にはl-メントールなどひんやりする成分が入っていたりします。

まとめると、打ち身や捻挫のような腫れて熱をもっている急性の痛みには「パップ剤」、膝や腰などの痛みで慢性の痛みには温熱効果にもなる「テープ剤」がおススメです。