こんにちは。

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暖かくなり、この1週間で急に桜が咲き始めました。ウチの周りの桜でも、昨日は7~8分咲きだったのが、今日には満開になっています。

今の時期は、お花見など、自然とのふれあいが楽しい頃ですが、心や身体の不調を感じやすい頃でもあります。

昔の人は、こういた体や精神に変調の来しやすい春先の時期を「木の芽時」と言っていました。

体がだるい、頭が痛い、何もする気がしない、など、体調不良を感じることが多いようです 。何となく体調が悪いという、「不定愁訴」が出やすくなります。

春は、気温が安定せず、気温差が激しいことが体にとってのストレスになることがあります。

また、就職、転勤、引越しなど、仕事や人間関係の変化が精神的なストレスとなることもあり、身体的、精神的ストレスが加わることで気の巡りが悪くなり、自律神経の乱れを引き起こします。

特に女性の体はとてもデリケートですので、自分では気がつかない程度のストレスでも敏感に感じ取ります。そのため、この時期になると調子を崩す人が多いように思います。

具体的な症状としては、冷え、肩こり、月経不順、などがみられるようです。自律神経が乱れるとホルモンバランスが崩れて、ホルモンのバランスが崩れるともっと自律神経が乱れるという、悪循環に陥ってしまいかねません。

最近、その傾向は、人間だけでなく動物にも影響するのかもしれないと、思うようになりました。

…というのは、ウチのネコのフクちゃんが、最近少し気が立っているようなんです。メスであるフクちゃんは、「木の芽時」で、気持ちが不安定なのかもしれません。

よくフクちゃんとあまちゃんが、互いに上になったり下の取っ組み合いをよくやってました。最近は、あまちゃんが向って行こうとすると、あまちゃんを威嚇するんです。

また、ボクがフクちゃんの体をさすってあげても、しばらくすると「ウーッ」とうなり声をあげることも。多分それ以上続けると、ボクの手をズタズタにされます。

こんなときに、おおススメしたいのが「逍遥丸(しょうようがん)」「開気丸(かいきがん)」「シベリア人参」のような、気の巡りを良くし、自律神経のバランスを取り、ストレスに負けない体を作る漢方薬です。

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特に、「シベリア人参」は、精神安定・鎮静・安眠・自律神経調節などのはたらきがあり、ストレスを受けた場合、速やかに適応できるように調節するはたらきがあることから、ストレスを受けやすい環境や状態にある人が、普段から使用していると病気になりにくくする体をつくることができることで、注目されています。ストレスの多い現代社会に欠かせない「メンタルハーブ」です。

一方、ウチのフクちゃんには、とりあえず「マタタビ」をあげてみようと思います。