こんにちは。

新型コロナウイルスも5類になり、以前の日常が戻ってきつつあります。しかし、感染症のリスクがなくなったわけではありません。以前はマスク生活の中では「普通のカゼも引かなくなった」という声が多く聞こえましたが、人の動きが多くなると感染症のリスクもまた高まります。

実際に新型コロナウイルス、インフルエンザ、RSウイルス、ヘルパンギーナなども増えており、感染症への注意が必要です。

ポストコロナ時代においても「免疫力を高める」ことはボクたちの健康を守り、生活の質を保つためにも必要です。これからも免疫を高めるための生活を心掛けていきたいものですね。

免疫を高めるためのポイントは、①自律神経を整える②冷え対策をする③腸の働きを整える④ストレスの対策⑤血流を良くすることです。

①自律神経を整える

ボクたちの体には太陽🌞の動きに合わせた「体内時計」が備わっています。体温や血圧、ホルモンの分泌なども、この体内時計によって変動します。「体内時計」のリズムが狂ってくると自律神経のバランスも崩れます。当然、免疫も自律神経の影響を大きく受けます。朝日を浴びて「体内時計」をリセットし、規則正しい生活で「体内時計」を整え、自律神経を整えましょう。

②冷え対策をする

免疫細胞が最も活発に働くのは体温が36.5℃以上のとき。つまり、免疫にとって「冷え」は大敵です。冷たいものを控え、お風呂もしっかりと湯船につかりましょう。しかし、熱いお湯は自律神経にも負担をかけてしまいます。ぬるめのお湯(40℃くらい)の半身浴で体の深部まで温めましょう。

③腸の働きを整える

「腸内環境」も免疫にとって大きな影響を及ぼします。なぜなら免疫細胞の約70%が腸に集まっていて、体全体の免疫機能を支えているからです。腸を温め、食物繊維などが多く含まれる、栄養バランスのよい食事で規則的なお通じを心掛けたいです。

④ストレスの対策

ストレスはボクたちが生きていくために必要なものですが、長時間ストレスがかかる状態が続くと様々な機能が低下します。「免疫」もストレスの影響を大きく受けます。ストレスをゼロにすることは難しいですが、マインドフルネスなど取り入れ、ストレス対策をしましょう。また「笑うこと」で免疫力が高まることは科学的にも証明されています。

⑤血流を良くする

すべての基本になるのが「血流」です。血流を良くすることによって、必要な体温が維持されます。そして体が温まると、気持ちもリラックスします。腸内環境を整えてゆくためにも、血流を良くして腸を動かすことが大切です。「免疫を高める」と謳う食品の情報がテレビでも頻繁に伝えられていますが、血流を良くすること自体が「免疫」の力を大きく後押しします。

予防も治療も決め手は「免疫力」になります。手洗い、うがいの習慣や規則正しい生活を心がけ、漢方薬や自然薬などを上手に利用し感染症予防してみませんか?