こんにちは。

目に見えない老化の1つとして免疫力があります。

免疫細胞は加齢やストレス、睡眠不足、偏った食生活などに弱いため、活性化させるにはこれらの原因を取り除き、免疫細胞が喜ぶ行動や食事をとる必要があります。

①代謝・体温を上げる

代謝や体温を上げることは、免疫力を上げることにつながります。免疫細胞が正常に働ける体温は36.5℃程度で、そこから体温が1℃下がると免疫力が30%ほど下がり、1℃上がると免疫力が最大5~6倍ほど上がると言われています。カゼなどを引いたときに熱が出るのは、体が体温を上げることで免疫細胞を活発化させ、細菌やウイルスを退治しようとするしているからです。

②質の良い睡眠をとる

免疫力を上げるには、質の良い睡眠をとることも重要です。睡眠中は副交感神経が優位になり、心も体も緊張状態から解き放たれてリラックスするため、免疫細胞が非常に活発になります。質よ良い睡眠とは、「途中で目覚めることなく朝まで安眠できる」「目覚めがよく、起きてすぐに動ける」「日中に眠気が出ない」などの条件を満たす睡眠です。

③食事に気を配り腸内環境を整える

免疫力を上げるには、食事に気を配って腸内環境を整えることも非常に重要です。腸内には全体の約6~7割の免疫細胞が存在しています。また、腸内細菌のバランスも重要です。善玉菌は免疫細胞と協力して悪玉菌の侵入・増殖を防ぎ、有害物質を体外に排出するサポートをしているため、善玉菌が多いと免疫力が上がります。

善玉菌が減ってしまう原因は加齢やストレス、抗生物質の服用など色々ありますが、食生活も大きく影響します。そのため、腸内環境を整えて免疫力を上げるには、免疫細胞や善玉菌が喜ぶ栄養素を十分に摂取することが大切です。

④よく笑う

免疫力を上げるための1番簡単な方法は、よく笑うことです。笑うと副交感神経が優位になって体がリラックスしますし、ストレス解消にも役立ちます。また、作り笑いでも免疫細胞の濃度が上昇するというデータも。

それでもダメなら、手助けをしてくれる漢方薬や自然薬などもありますので、気になる方はご相談ください。