こんにちは。

インフルエンザも先々週をピークに少しずつ終息に向かっているようですが、今度は花粉症に悩まされる方が多くなってきているようです。

3月7日は、気象庁が花粉の飛散状況を調べ始めた最初の日にちなんで「花粉記念日」と呼ばれているみたいですが、そんな日を作っていいのでしょうか…。

スギ花粉はこの時期を中心に大量に飛散するのだと思いますが、花粉症の症状も、この大量飛散を受けて重症化していきます。

この時期は、マスクをかけている方が目立つようになり、鼻水や目の痒みなどの症状に悩まされる方にとっては本当に辛い季節です…。

病院の薬や市販の薬を常用される方が多いですが、目の痒みはなかなか抑えられないようです。

花粉の飛散の多い時期は、コンタクトレンズよりもメガネをおススメします。コンタクトレンズは目の粘膜のトラブルを起こしやすいですが、メガネは花粉から目を守る効果があります。また、コンタクトレンズをしたまま使用できない目薬もあるからです…。

ただ、抗アレルギー剤、ステロイド剤などの点眼薬をさしても、最初の数秒間だけは清涼感を感じるようですが、その後、痒みが再燃するようです。

「目を取り出して洗いたい…」という気持ちは、この花粉症の痒みでよく耳にする話でもあります…。

目薬以外、何かいい方法が…と相談されることがあります。

そんなときにおススメしているのが、沙棘(さーじ)の果皮や果肉から抽出した「沙棘フラボノイド」です。「沙棘フラボノイド」は抗アレルギー作用があり、特に目の痒みには早い効き目が感じられるようです。口の中でよく溶かして食べると、唾液の作用でより早く吸収されて効果的です。

また、喉や耳の奥に痒みを感じている場合、清熱解毒作用のある漢方薬も効果が期待できます。