こんにちは。
ボクの姪の「茉結ちゃん」は、右目の辺りをゴチンとぶつけてしまったようで、赤くなっていました。少し腫れてもいるようです。
それで今、「茉結ちゃん」にのませているのが「田七人参(でんしちにんじん)」です。
「田七人参」は中国の雲南省を主生産地とする薬用人参で、素晴らしい効き目と貴重品であることから、別名「不換金(お金に換えられない)」とも呼ばれています。
「田七人参」は打ち身や打撲、出血に使われます。
「田七人参」だけの特徴として、出血した際に血小板の凝集を促進し、速やかに止血すること。しかも、止血するばかりでなく、打ち身や、潰瘍・ガンなど、また血管の破裂などで内出血してしまった血液(瘀血)を流動性のものに変え、または体に吸収させ、体の中に停滞させません。瘀血(ドロドロした、粘性の高い血で、病気の原因となる「悪い」血)を改善し、血の流れを良くする「活血」の作用をもっています。
「田七人参」は「止血」と「活血」の相反する性質を同時にもっています。
「田七人参」はすごく苦いんですが、スプーンであげると普通にのんでいたようです。そのお陰でキズの治りも早く、キレイになってきています。
「田七人参」は、中国で有名な「雲南白薬(うんなんびゃくやく)」の主成分でもあります。「雲南白薬」は打ち身、ねんざ、切り傷などの内出血・外出血に対する止血・消腫・鎮痛に優れた効果を発揮するといわれています。「雲南白薬」の中身は国家機密なんですが、「田七人参」が約80%…と言われています。
そういえば、中国研修で行った雲南省昆明市では、「田七人参」をよく見かけました。また、「田七人参」が入った歯磨き粉や絆創膏なども売っていました。お土産として買って帰りましたが、重宝しています。