こんにちは。
肌を健康に保つには、十分な栄養補給が必要です。
タンパク質…筋肉・臓器・皮膚・爪などをつくるのに欠かせない栄養素です。不足すると基礎代謝が低下します。
脂質…体を動かすエネルギー源です。適量なら、便通を良くしたり、美肌・抗酸化作用のあるビタミンAなどの吸収力をアップします。
糖質…体を動かすエネルギー源です。脳・神経系や体温を保つのには不可欠な栄養素です。不足すると、集中力の低下やダルさの原因ともなります。
カルシウム…体内のカルシウムの99%は骨や歯に、残りの1%は血液中や細胞外液にあります。カルシウムが不足すると、骨や歯に貯えられている分が使われてしまい、骨がスカスカになる骨粗鬆症になります。
鉄…女性に不足しがちなミネラル。不足すると貧血やめまいになることも。
その他のミネラル…小量しか摂取の必要がなくても、健康を維持する上で欠かせないものです。多種の食品を食べることで、バランスよく補給ができます。
ビタミンA…皮膚や粘膜の正常保持・視覚の正常化などに関与しています。不足すると肌荒れ、吹き出物が出たり、カゼを引きやすくなります。また、薄暗いところで目が見えにくくなることも。
ビタミンB1…炭水化物の燃焼を促進します。不足すると脚気を起こしたり、集中力がなくなることも。
ビタミンB2…皮膚の新陳代謝を活発にして、毛細血管を丈夫にします。不足すると日光に過敏になったり、唇が荒れたり、湿疹が出たりします。
ビタミンB6…アミノ酸の合成を助けるはたらきをし、皮膚の乾燥を防ぎ、フケなどを予防する効果も。
パントテン酸…免疫力を強化し、髪の毛の健康維持の効果もあります。
ビタミンC…抗酸化作用のあるビタミンです。コラーゲンは肌のハリのもととなっているタンパク質ですが、コラーゲンが作られるときに欠かせないのがビタミンCです。カゼなどの予防、皮膚の色素沈着を防ぐはたらきがあります。
ビタミンD3…カルシウムの吸収を促進します。不足すると歯や骨がもろくなり、骨粗鬆症の原因に。ビタミンDは日光に当たることでも体でつくられます。
ビタミンE…抗酸化力の高いビタミンで、過酸化脂質が増えるスピードを遅らせることが出来ます。また、紫外線による肌荒れを防ぐはたらきも。不足は、生活習慣病のリスクを高めることにもなります。
食物繊維…便通を良くし、体内の老廃物を体外に排出するはたらきをします。大腸がんの予防、血糖値の急な上昇などにも。不足すると便秘につながります。
美肌づくりは毎日の食事から…です。