こんにちは。

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水虫は、「白癬菌(はくせんきん)」という「カビ」が原因で起こります。この「カビ」が角質層に寄生して病変を起こします。

足だけでなく、手、爪、体、陰部など、感染場所によって種類分けされます。

日本では1200万人がかかっていると言われる水虫。実に10人に1人…ということになります。

またサラリーマンの約4割があの痒み…に悩んでいると言われています。最近では、免疫力の落ちた「お年寄り」や、革靴・ブーツ・パンプスの普及による女性にも多く見られるようになりました。

水虫には大きく3つのタイプがあります。

感染すると足の指の間が赤くなり、皮がむける「趾間(しかん)型」

足の裏に小さな水ぶくれが見られる「小水疱(しょうすいほう)型」

そして、足の裏全体が赤くなり、皮膚が厚く皮がむける「角化(かくか)型」

「趾間型」「小水疱型」は痒みを伴いますが、「角化型」になると、痒みなどの自覚症状はなくなります。

そんな水虫は、お風呂場やトイレなどのマット、スリッパ、床などを介して間接感染することが多いです。

そんな水虫の予防は、「患部をいつも清潔に乾燥させること」です。患部は薬用か弱酸性の石けんで丁寧に洗って、洗った後はしっかり拭き取り乾燥させる…ことです。

「まめに掃除機をかけること」も大切です。「白癬菌」は角質のケラチンを栄養源とするため、ケラチンを多く含む爪、皮膚、毛…といったエサがあれば、最低でも1~2ヶ月生きられるそうです。なので、常に床やタタミなど、お部屋の掃除を怠らないことです。

ご家族の中に水虫をもってらっしゃる方がいる場合、しっかり洗っても、足拭きマットやスリッパから感染することもあります。

足拭きマットなどはマメに洗ったり、お日様に当てたり、乾燥させたりすることです。スリッパなどは、自分専用で他人と共有しない方がいいと思います。

また、水虫薬を塗り、症状が治まると薬を塗るのを止めてしまう人がいます。赤み、白くふやけた皮膚、小水疱、痒み…などは、早いと3日~1週間くらいで無くなります。それでも「白癬菌」はまだ残っています。皮膚の代謝は28日間と言われています。角質層の厚い足やカカトなど、場所によってはそれ以上かかります。

奥に潜む「白癬菌」を完全にやっつけるために、最低3ヶ月…持続した治療おススメです。