こんにちは。

最近、ウチでご紹介させていただいている「紅沙棘(ほんさーじ)」。

この「紅沙棘」は「沙棘オイル」をギュッとソフトカプセルに閉じ込めたものです。

この「沙棘オイル」は、伝統的な採油方法でつくられています。

な沙棘の果実を圧搾して果汁を集め、果汁の上澄みに浮いてきたオイルを集めます。

この工程が非常に重要だそうです。オイルが果汁に含まれる脂溶成分(βークリプトキサンチンを主体とするカロチノイドなどの色素)を集めながら、果汁の上澄み部分に浮いて行くからなんだとか。

オイルに混在する果肉などの余計なものを取り除き、深紅の「沙棘オイル」が出来上がります。

採油率は非常に低く、果実から採れるオイルの量は0.1~0.2%なんです。本当に貴重なオイルです。

つまり、「沙棘オイル」は、沙棘の果実に含まれる脂溶性成分のエッセンス…と言うことです。そして、この「沙棘オイル」を摂ることは、沙棘果実の脂溶性成分を効率的に摂ることができます。

「沙棘オイル」は、非常にキレイな深紅色をしているのが特徴的です。この色を成す主要な色素成分はβークリプトキサンチンというカロチノイド。この色素には、活性酸素から細胞を守るはたらきなども確認されています。

また、「沙棘オイル」の脂肪酸組成も、自然界では非常に特異なんだそうです。

パルミチン酸:パルミトオレイン酸:オレイン酸=1:1:1

この脂肪酸組成は、皮脂などの脂肪酸組成に近く、人体になじみやすい…構成なんだそうです。

そして、パルミトオレイン酸の含有量が約3割…というのは特筆すべきことなんです。自然界にこれほど多くパルミトオレイン酸を含む植物性油脂は存在しないんだそうです。

この脂肪酸は、1価の不飽和脂肪酸で酸化されにくく、体の隅々まで行き渡り、末梢の毛細血管をしなやかで丈夫にすることができます。

このことにより、末梢血管の状態が改善され、皮膚の毛細血管などにも血液が流れ、肌のキメや潤いを取り戻す手助けをする…と考えられます。

ちなみに、それぞれの脂肪酸については、

パルミチン酸:抗酸化作用、ビタミンAを安定させる作用があり、皮脂腺が増えるのを抑えるはたらきがあるため、過剰な皮脂の分泌の対策に。

パルミトオレイン酸:BBB(血液脳関門)を通過すできる数少ない脂肪酸。老化とともに硬くなり、やせ細ってくる脳の血管を強く丈夫にする…と言われています。さらに、肝臓へ脂肪が付きにくくするはたらきや、インスリンの感受性の改善も報告されています。

オレイン酸:HDL(善玉)コレステロールは下げずにLDL(悪玉)コレステロールを低減させるはたらきが知られています。動脈硬化や心疾患の予防にも役立つ脂肪酸としても有名です。また、腸の蠕動運動を活発にし、便通を良くするはたらきもあります。

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そんな素晴らしい「沙棘オイル」を、これからもおススメしていきたいと思います。