こんにちは。

今日は3月3日。「桃の節句」です。

立春を過ぎ、暦の上では「春」ですが、やっと先週末くらいから暖かくなってきました。お陰で、ウチのネコの「フクちゃん」も「あまちゃん」も外にいることが多くなっています。

春は心身のバランスが乱れやすくなります。

春は、草木が芽吹き、生命の動きが活発になる季節です。人も同様で、体の動きが活発になり、就職・転勤・異動・進学など、新しい環境に身を置くことにより、気持ちが浮き立つ季節です。

その一方で、気温の変化や、新しい環境でのストレスで、体調不良を訴える人が多くなり、心身のバランスが乱れやすくなる季節です。何となく体調が悪いという、「不定愁訴」が出やすくなります。

春は、中医学で「肝(かん)」と密接な関係があると言われています。

「肝」は西洋医学で言われる肝臓のはたらきだけではなく、「血(けつ)」を蓄えて巡らすはたらきや、自律神経のはたらきに関係するイライラ感や憂鬱、頭痛、疲れなどの症状に関係しています。

春は精神的に不安定になりやすく、ストレスを受けやすい季節。「肝」の気を巡らせるはたらきを衰えさせます。

なので、身体的ストレスに精神的ストレスが加わることで気の巡りが悪くなり、自律神経の乱れを引き起こす…というわけです。

特に女性の体はとてもデリケートですので、自分では気がつかない程度のストレスでも敏感に感じ取り、自律神経のみならず、ホルモンバランスの乱れを引き起こす可能性があります。 具体的な症状としては、冷え、肩こり、月経不順、などがみられるようです。

自律神経が乱れるとホルモンバランスが崩れて、ホルモンのバランスが崩れるともっと自律神経が乱れるという、悪循環に陥ってしまいかねません。

心身のバランスを保つためには正しい生活リズムが重要ですが、中医学では、「血」を補う方法で、春の不調を改善させます。

「血」を補うこと(補血)により、体力をつけ、春の忙しい時期も、穏やかに楽しく過ごすことができます。

130817_3

「補血」には「婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)」がおススメです。

「婦宝当帰膠」の主成分の「当帰(とうき)」は、血の巡りを良くし、体を温め、体力をつけるなど「婦人科の良薬」と言われ、中国では昔から「女性の宝」と言われて重宝されてきました。「当帰」には、ホルモンバランスを整えるはたらきもあります。

その他、女性に嬉しいコラーゲンを主成分とする「阿膠(あきょう)」や、気血を補う生薬が多数入っています。女性に多い生理痛や冷え症、貧血などにおススメです。

140303_1

また、イライラしやすい人には、気の巡りを良くして、自律神経のバランスを整える「逍遥丸(しょうようがん)」と一緒にのんでみて下さい。