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3月1日は「冠元顆粒の日」。一昨年、日本記念日協会に登録されました。

「冠元顆粒」は、1970年代に中国で開発された「冠心Ⅱ号方(かんしん2ごうほう)」という虚血性心疾患の特効薬をもとに、日本人に合わせた処方にアレンジした処方で、1991年に発売された中成薬(中国漢方)です。

「冠元顆粒」は6種類の生薬で構成されていますが、中でも特徴的な生薬が「丹参」です。

「丹参」は西洋薬にはない微小循環改善作用に優れ、瘀血の改善を通じて全身の血流を改善し、動脈硬化や認知症の予防、循環器疾患や筋腫の改善、毛細血管から栄養を受け取る肌や髪の毛の若さを保つ美容効果などが知られています。また、日本の研究で慢性腎臓病(CKD)に対する有効性も確認されています。

「丹参」は日本ではあまり馴染みのない生薬かもしれませんが、中国では盛んに研究されている生薬で、今とても注目されています。

「人は血管とともに老いる」と言われます。超高齢化社会で、血液・血管の健康はより一層重要になっていきます。微小循環改善は誰にでも必要となることは間違いありません。

適度な運動、バランスのいい食事など日々の養生が大切ですが、「冠元顆粒」は健康で長生きをサポートできるものだと思います。