こんにちは。

5月に入り30℃を超す「真夏日」があるなど、前倒しで暑い日が続きます。

夏は自然の陽気が盛んになる季節。

人体は周りの環境の暑さに対応するために、皮膚の毛穴を開いて汗を流し、クーラーのような仕組み(散熱機能)を働かせて体温を調節します。クーラー機能は暖房機能よりもある程度エネルギー(気)を消耗するので、夏に疲れやすくなるのです。汗が漏れ出る「気虚」の汗かきさんには夏は辛い季節です。

人体の「気」、細かく分けると、その部位の動きによって「表気」と「裏気」があります。「表気」は「衛気」ともいい、外邪の防御、汗腺のコントロールなどの機能があります。「表気」に対して内臓に働くものを「裏気」といい、「表気」と「裏気」はお互い支え合い、病気のときも影響し合います。

汗かきさんは「表気」「裏気」ともに弱いといえます。

汗かきさんは夏になると、汗をコントロールする力が弱くなり、汗の出過ぎる傾向が強くなります。だからこそ体のバリア(衛気)を強化する「黄耆」の入った「衛益顆粒」は汗かきさんに対して欠かせないものです。

汗には「気」が入っています。汗が消耗し過ぎると、「表気」だけでなく、「裏気」も影響を受けます。汗かきさんは夏になると、「表気虚」の多汗、温度変化に弱い、カゼを引きやすいほか、動悸、息切れ、元気が出ないなど「裏気虚」の症状があらわれます。主に「裏気虚」に対応するのが「人参」の入っている「麦味参顆粒」です。

「衛益顆粒」は「裏気虚」に対しても有効ですが、主に「表気虚」に対応するもの。気虚症状の違いによって「衛益顆粒」と「麦味参顆粒」を合わせると効果的です。

  • 流れる汗が止まらない、温度変化に弱い、風邪が治らない ⇒ 表気虚
  • 暑いと元気が出ない、暑くなるほど頑張れない ⇒ 裏気虚