こんにちは。

全国的にコロナが急拡大しています。7月に入り、それまでの山口県の1日の感染者数を更新したと思ったら、そこから一気に1000人を超えてきて、21日には1400人を超えるなど、その勢いは止まりません。

4回目のワクチン接種をされた方もいらっしゃいます。

当初、ワクチンを2回接種したら普段の生活に戻れるような感じで思われていましたが、4回目の接種…。そして、効果やデータの取り方、副作用なども問題になっていたり、ワクチンに対しては賛否両論あります。

もともとワクチンは重症化を防ぐことを目的としているので、ワクチンの予防接種をされて罹った人もいますし、それだけで過信はできません。

中医学で、一般的な感染症は「温病」に属します。「温熱論」では「温邪上受、首先犯肺」と記載されているように、「温邪は上(鼻・のど)から受け、まず肺に入る」わけです。つまり、ウイルスは鼻腔やのどから感染するため、のどは予防の第一線…というわけです。

飛沫より感染し、鼻・のど・気管支粘膜にウイルスが付きやすいため、「肺」とつながっている鼻・のど・気管支・皮膚の粘膜を潤した状態にし、元気なバリア機能を保っておくことが大切です。

改めて思うのは、予防の大切さ。うがい、手洗いはもちろんのこと、バランスの摂れた食事、十分な睡眠。これは基本です。

中医学の知恵も改めてご紹介したいと思います。

お隣の中国では、昔からインフルエンザやカゼが流行する季節になると、生徒たちに「板藍根(ばんらんこん)」を煎じたお茶(板藍茶)を飲ませる習慣があります。ウチの薬局では、ご家族で予防としてこのお茶を飲んだり、うがいしていただいています。小さいお子様から安心して飲めます。

「板藍根」のエキスの入った携帯に便利な「板藍のど飴」も人気です。

「LEMバリアのど飴」も。免疫力に働きかけ、抗ウイルス作用の認められた「LEM(シイタケ菌糸培養培地抽出物)」の入った飴です。抹茶味で美味しいです。

感染症は水際で予防することが大切…。ウイルスが主に鼻やのどなどの上気道から侵入することで感染します…。なので、飴は有効な手段だと思います。噛まずに時間を掛けて食べるのがおススメです。