こんにちは。
睡眠は、体内の「陰」と「陽」のバランスを維持するために、なくてはならない生理エネルギー。体内の「陰陽」のバランスの崩れを病気と捉える中医学では、適度な睡眠を良薬としてきました。
逆に考えると、不眠症は「万病の元」と言えると思います。
不眠傾向、眠りが浅いと(質の悪い睡眠)…
- 記憶を定着できず、ストレスの消去も不十分になる
- 疲れが取り切れない
- カゼを引きやすくなる(免疫力低下)
- 脳内の老廃物は溜まりやすい(脳疲労・炎症)
- 成長ホルモン不足や組織の修復は不十分
飽きる、あくびをするのは「脳疲労」のサインと言われています。集中力が続かず「平凡なミス」を起こしやすくなったり、「交通事故リスク」も高くなります。
一方、質よ良い睡眠は
- 疲労を回復させる
- 記憶の定着やストレスの消去をする
- 免疫力UP(感染症の予防)
- 脳内の老廃物を効率よく処理する
- 成長ホルモンの分泌や組織の修復をする
などの働きがあります。
質の良い睡眠には、「就寝前のスマホは絶対に禁止」「就寝時間をしっかり決める」「就寝90分前には湯船で体を温める」といったいくつかのポイントがあります。
ブルーライトなどの強い光を目から入れることで体内時計が狂うため、就寝前のスマホは控えてください。夜更かししたときは、朝日を浴びて体内時計を上手くリセットしましょう。また、行動を癖づけることで、無意識な自律神経のバランスを調整するため、就寝時間をしっかり決めるましょう。体温の変化を利用して睡眠を導入するため、就寝90分前には湯船で体を温めるのもいいです。
集中力UP、感染症の予防には質の良い睡眠が欠かせません。