こんにちは。
雲行きが怪しくなって、空一面が鉛色になると気分が気分が憂鬱に。
気分だけでなく、体の調子もおかしくなる人もいます。
本格的な梅雨に入ると、この「気象病」が増えやすくなります。
この時期は季節の変わり目でもあり、自律神経が乱れやすく、関節痛や腰痛、神経痛などが増えるのが特徴です。これは気圧と気温の低下に加え、梅雨特有の湿度の高さが関係しています。
最近では、蒸し暑さからエアコンを利用する場合も多く、室内外の温度差や冷えなどによって痛みが悪化することも。また、梅雨どきの天候不順が長く続くと、ただでさえコロナ化で引きこもりがちなのに、更に出かけなくなり、運動不足で体が痛み出す…ということもあるようです。
腰痛やリウマチ、坐骨神経痛を持病としている人も少なくないですが、梅雨に痛みが増す要因は気圧の低下。
気圧が低い(低気圧)の日は、天気の悪い日。雨や曇りの日です。つまり、湿度が高い日とも言えます。
「湿度が高い」ということは、中医学では「湿邪」の影響が起こりやすいと考えられます。
自然界では「湿度が高くて風がない」状態…人間の場合では「湿度が高いと気の巡りが悪くなる」と考えられます。「風=気の巡り」ということですが、気の巡りが悪くなることで「湿(水毒)」「瘀血」が引き起こされます。
天気に左右されないために、日中はアクティブに、夜はリラックス。規則正しいメリハリのある生活を心がけましょう。「気象」というストレスに負けないように、自律神経を整えていくことが大切で、1日のリズムづくりが大事になります。
自律神経を整える生活のポイントは、
- ストレスや疲れを溜め過ぎない
- 深呼吸を心がける
- 睡眠をしっかりとる
- ぬるめのお風呂にゆっくりつかる
- 朝から太陽の光を浴びる
- ストレッチで血行を良くする
- 体を冷やさない
- 万策尽きたら諦める 無理をしない
また、耳の周りの血流が悪くなると、内耳がむくんで過敏になると起こしやすくなるということなので、温めたり、マッサージするなど効果的です。