こんにちは。
今日は二十四節気の中の「処暑」に当たる日。暑さがおさまるという意味で、日中は暑いものの、朝晩の涼しさに初秋の息遣いを感じる頃です。夏休みもそろそろ終わり、秋の台風シーズンに入っていきます。
確かに暑さのピークは過ぎたとは思いますが、それでもまだまだ暑く、何もしなくてもじんわりと汗が出てきます。
夏は汗をかくものですが、度を過ぎると疲労倦怠感、息切れ、動悸など様々な体の不調を引き起こすので注意が必要です。
中医学では汗を体全体をみずみずしく保つ「津液(水)」の仲間と考えています。「血」と「津液」を合わせて「陰液」と呼び、2つの間には密接な関係があります。
汗をかくと、体全体の水分が減少し、同時に「気(エネルギー)」も消耗します。血液の濃度や心臓の働きにも影響を及ぼし、心臓への負担を増大させます。汗のかき過ぎからくる動悸、息切れなどは心臓からの注意信号と思われます。
加えて夏の暑さは心臓に負担がかかります。
狭心症や心筋梗塞などの心臓発作は、冬に多発するものとされていますが、真夏の暑い時期も油断はできません。
汗とともに「気」が漏れ出ると、心臓の機能を弱めることになり、脈拍が弱くなったり、不整脈、動悸、息切れ、倦怠無力感…といった症状が現れます。
また、発汗により血液が濃くなるため、粘り気が増し、血栓ができやすくなります。この季節の高温多湿な気候や、台風などによる気圧の変化も心臓に負担をかけやすいのです。高齢者や日頃から心臓に不安を抱える人は、注意が必要です。
これらの諸症状に「麦味参顆粒」がおススメです。
気を補い体力をつける「人参」、体液を増し濃くなった血液を薄める「麦門冬」、皮膚の表面から汗が漏れ出るのを防ぐ「五味子」からなる処方で、暑熱からくる諸症状を改善してくれます。
ボクも毎日飲んでいますし、自転車で走るときにはドリンクの中に入れて小まめに補給するようにしています。
とはいうものの、今年はほとんど自転車で走れてないです…。