こんにちは。
秋は台風の季節と言われますが、今年の台風は甚大な被害をもたらし、今週末に接近する台風19号(ハギビス)も非常の強い大型の台風ということで心配です。
中心気圧は915ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は55メートル、最大瞬間風速は75メートルというのは、千葉県に深刻な被害をもたらした台風15号よりも更に強いということなので、ルートの右側にある関西、東海、関東のお住いの方は不安だと思います。
3連休、各地で様々なイベントが各地で開催されることになっていると思います。特に凄い盛り上がりを見せている「ラグビーワールドカップ2019日本大会」、にわかファンのボクも「日本 対 スコットランド」戦を楽しみにしていますが、このままいくとどうなるのかが心配です。
山口県の下関市では「第52回 日本薬剤師会学術大会」が開催され、昨年ノーベル医学生理学賞を受賞された本庶佑教授の特別講演も予定されているのですが、何かそれどころではないような状態かもしれません。山口県はルートの左側にあるので、台風の影響はそれほどはないと思いますが、交通機関が止まる可能性が高いからです。
相手は自然、「こればかりは仕方のない」と思うしかないのでしょうか。
そんな台風ですが、「低気圧の塊」と言われています。
ボクたちの体は、性別や年齢で差はありますが、胎児では体重の約90%、新生児では約75%、成人では約60~65%、老人では50~55%を占めています。「水の袋」と言われるほど水分が多いのです。
「水の袋」ですから、外気圧が低いと細胞内の水分も外に向かって膨張し、結果むくみが生じてしまい、頭痛、むくみ、咳や喘息、アレルギー(低気圧でヒスタミンが分泌されやすい)など困った症状が出やすくなります。
このような急な気圧の変化によって起こる体調変化は「気象病」と呼ばれていますが、中心の気圧が低い方が、より影響を受けやすくなると思われます。
このようなときは、
- 冷たいもの摂らない
- 脂っこいもの甘いもの控える
- 1分でも早く寝る
- ちょっと発汗しておく
- 湯船につかる
- 内関のツボを押す
などゆっくりと過ごすことです。規則正しい生活を送ることが基本ですが、それでも難しい場合、中成薬(中国漢方)や自然薬の出番です。