こんにちは。
いつまでもラクにならない眼精疲労…。これは単なる「眼」の疲れではなく、「脳(自律神経の乱れ)」の疲れかもしれません。
ご存知の通り、自律神経には、がんばるモードの交感神経、リラックスモードの副交感神経という、正反対の働きをする2つの神経から成り立っています。
交感神経(がんばるモード):「毛様体筋」が緩み、レンズが薄くなって遠くにピントが合う
副交感神経(リラックスモード):「毛様体筋」が縮み、レンズが厚くなって近くにピントが合う
人が野生動物とサバンナで暮らしていた頃、緊急時にいち早く外敵や獲物を発見するために「交感神経」で遠くに焦点を合わせていて、リラックスしているときは周囲だけを気にしていればよく「副交感神経」で近くに焦点を合わせるといった生活を送っていました。
現代社会では「仕事→交感神経優位」「デスクワーク→近くに焦点→副交感神経優位」。つまり、アクセルとブレーキを同時に踏むような状態と言えます。この状態が長く続くと、自律神経は乱れ、眼精疲労になることに…。
休憩時には、遠くを眺めるなど眼を休めることをおススメします。
また、「飲む目薬」とも言われる「杞菊地黄丸」の服用もおススメ。視力の減退や加齢からくる目の障害の改善に役立ちます。さらには自律神経と関係する「肝」の機能を健やかに保つ働きもあります。
パソコンやスマートフォンなどを頻繁に使う方、自動車の免許の更新を控えている方には特におススメです。