こんにちは。
自宅や職場で血圧を測る人、多いと思います。
自宅や職場で血圧を測ることは、治療にも大変参考にもなります。というのは、血圧は日常生活の中で常に変動するから…。
病院の診察で医師と面と向かって話をすると緊張して血圧が上がってしまう人もいます。このような場合「医師の白衣を見るだけで血圧が上がる」という意味から「白衣高血圧」と呼ばれています。
なので、診察で測定する血圧の値が常に日頃の血圧を反映するとは限らないんです。だから、自宅や職場で測った血圧を知ることは、お医者さんの治療方針を決めるのに大変参考になるんです。
市販されている血圧計は、信頼のおけるメーカーのものであれば、ほぼ精度に問題はないそうです。でも、手首式の血圧計は、誤差が生じやすいと言われています。ですから、手首式でなく、上腕式を選ばれるのをおススメします。
血圧の日常生活の変動は、日常生活で常に変動します。1日の中では、睡眠時、安静時に血圧は低下し、肉体的・精神的活動時には上昇します。朝起きた時に血圧が高くなるケースが多いようです。また、いきむ(排尿、排便、咳、クシャミなど)でも血圧は上がります。
また、天気や季節などの影響も受けます。季節、寒暖の影響は大きく、冬は血圧が高く、夏は血圧が低くなる傾向があります。また、季節の変わり目に血圧の上昇を起こしやすい人も…。
ですから、降圧剤を飲まれている人は、ずっと同じ薬を続けていると、冬に血圧が高く、夏に血圧が低くなる傾向にあります。
また、血圧と脈拍数は密接な関係にあります。ほとんどの血圧計は血圧と脈拍数の両方が表示されます。身体の状態や薬の効果を判断する上で、脈拍数は重要です。一緒に記録されるといいですよ。
正しく測定するために「静かな場所で」「安静状態で」「正しい姿勢で」「いつもと同じ時間に」行うことが大切です。
最近の血圧計は、オシャレですよね。普段は時計のように、インテリアにもなるものが主流です。
ウチの薬局で扱っている「シチズン電子血圧計 CH-550」はワンタッチで、表示が大きく、メモリー機能も付いて、普段は時計としても使えるんです。部屋に置いていても違和感はないです。