こんにちは。
日常生活の何気ない動きでも、腰に負担がかかっている場合がよくあります。ついつい慣れた動きでも、油断は禁物なんです。
先日も、何気ないことから腰を痛めたお客様が来られました。やはり、よく聞くと普段している動きから、腰の痛みを発症したそうです。
ぎっくり腰の予防は「やさしい動きを身につける」「危険な動きをなるべく安全に行う」こと。
【やさしい動きを身につける】
朝の動き…起きたばかりで筋肉が目覚めていないとき、急激な作用は避けましょう。
キッチン…片足を台にのせると腰がラクになります。時々足を入れ替えて。
くつ下…片足で立つとバランスが悪く、腰に負担がかかります。イスか床に座ってしましょう。
くしゃみ…テーブルなどに手をついて上半身の動きをおさえると椎間板への負担が減ります。
洗顔…腰を伸ばしたまま前屈すると椎間板に負担がかかります。洗顔の時はイスに座って行いましょう。
掃除機…上半身だけを動かすと椎間板に負担がかかります。腰を落として体全体を動かすようにするといいですよ。
【危険な動きをなるべく安全に行う】
イスからの安全な立ち上がり方…勢いをつけて急に立ち上がるとぎっくり腰になりやすいです。机などに手をついて立ち上がるようにするといいです。「ドッコイショ」など、声を出して立ち上がることは、体が準備をするので、効果的です。
うつぶせ寝のスタイルで…あお向け寝は背骨が大きく反るため、腰に負担がかかりやすいんです。顔を左右どちらかに向けて、片方の足を顔と同じ方向に出して膝を軽く曲げると、ラクに寝れます。
荷物の上手な運び方…荷物を移動させるときは、腰から上だけをひねるのはダメです。足を動かして体全体を回転させるようにします。また、持ち上げる時と降ろす時は、膝を曲げて腰を落として…。ボクも、ドラッグストアにいた時には、これを徹底して教えられました。
日頃の注意をまとめてみました。ご参考にしてください。