こんにちは。
先日の山口中医薬研究会で聴いた劉伶(りゅうれい)先生のお話で、興味深かったのが「鎮痛薬の飲み過ぎで排卵障害が起こる…」というもの。
神戸元町夢クリニックでは、排卵をコントロールするために鎮痛薬を使うそうです。鎮痛薬で体温を下げて、採卵準備をするのだとか…。
この「鎮痛薬の飲み過ぎで排卵障害が起こる…」。
実際に生理痛が酷くて、毎回生理期に2~3種類以上の鎮痛薬を1日3~4回の服用された方…。神戸元町夢クリニックを受診されましたが、長期の服用で卵巣機能を抑えてしまい、いくら刺激しても卵が見えなかったそうです。
もちろん、少量使用する分には問題ないと思いますが、鎮痛薬を長期・多量に使うほど卵巣機能に影響を与える…ということなので、鎮痛剤による「思いもよらないリスク」を知っておく必要があると思います。
生理痛には漢方薬で対応する方がいい…と劉伶先生はおっしゃり、ボクもそう思いました。