こんにちは。
「やる気が出ない・疲労感」「肩こり・むくみ・ギックリ腰」「イライラ・不眠」「目の疲れ」「耳鳴り・めまい」…。
4月からの新しい環境(入学・転勤・部署移動など)・仕事関係・人間関係・育児・介護などストレスが多く、様々な症状を訴えるのが増えてくるのがこの季節です。
この時期は冬から春、夏に向けて体の新陳代謝も大きく変動する季節です。この変動についていけないと、また様々な症状が出てきます。若い人でも高齢者でも、この時期は体調を崩しやすいのです…。
ホッとした時期に出るのが「五月病」です。
「五月病」の不調を感じて、病院で検査を受けたとしても、何も異常が見当たらないことが多いようです。これは、「未病」(亜健康状態)とも言えます。
ボクたちの体は五臓六腑の働きを司る「気(エネルギー)」と生命活動を営養する「血」によってバランスよく維持されています。
普段、食事で摂る栄養から臓腑の働きによって気血が作られ、全身に送り出され、昼頃に体の動きを支え、やる気を生みます。夜になると、血の濡養作用で一日の興奮していた神経を鎮め、体をぐっすり休める雰囲気に整え、入眠休憩状態に入ります。
元気な「気」の巡りと充分な「血」の滋養と流れがないと、体がアンバランスに偏り、自律神経が乱れ始め、様々な不調が現れると考えられます。