こんにちは。

漢方薬をのむ際にネックになるのが、その独特な「味」と「ニオイ」かもしれません…。

基本的には粉薬が多く、一般的な医薬品に比べて量も多い…。特に子どもの場合は、その味に抵抗がある子が少なくないと思います。

しかし漢方薬は、生薬を煎じてエキスにしたもの…その「味」や「香り」も薬効のうちなんです。ただ、飲めないと効果もありませんので、色々な工夫が必要です。

特に、皮膚病などで飲んでもらう「熱を取る漢方薬」は苦いものが多く、その苦味は後から来ます…。

服用の工夫として、「そのまま飲む」「溶かして飲む」「何かに混ぜて飲む」という方法があります。

そのまま飲む
ニオイをかぎ、少量なめて、1回量を飲んでみます。(味覚が未熟な乳児では服用できることも多いようです)。オブラートやカプセルを利用する方法もあります。

溶かして飲む
お湯に粉薬を溶かして飲みますが、飲みやすい量に溶かします。

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何かに混ぜて飲む
チョコレート味がマスキングするのに適している…というデータがあります。漢方薬用の「らくらく服薬ゼリー」は、「いちごチョコ風味」と「コーヒーゼリー風味」の2種類であることから、チョコレート味などは、漢方薬を飲むときに効果的なのかもしれません…。他のピーチ味、いちご味、ぶどう味、レモン味では、漢方薬独特の「味」や「ニオイ」は抑えきれないようです…。

それ以外には、ハチミツやジャムなどで飲みやすくするという方法があります。

意外とおススメの飲み方は、アクエリアスなどのスポーツドリンクに混ぜる方法です。結構苦いお薬を飲むとき、アクエリアスに溶かして飲むと大丈夫な場合がよくあります。お子様が苦い漢方薬を飲むとき、一緒に入れると飲んでくれたりもします。よろしければ試されるといいと思います。

ただ、スポーツドリンクは糖分が多いので、飲み過ぎには注意が必要かもしれません…。