こんにちは。

中医学では、女性の健康は「血(けつ)」と密接な関係がある…と考えています。というのは、女性は月経・妊娠・出産・授乳・更年期などにより「血」が不足しがちになるからです。

無理なダイエットや生活習慣の乱れ、薄着などの冷えが加わると、この「血」が不足し、めぐりが悪くなってしまいます。

「血」が不足すると、冷えや生理痛、貧血、めまいが起こることも。また、血色が悪くなり、顔色は青白く、爪の色も薄く割れやすくなります。月経トラブルや冷え性、不妊などの原因にもなりかねません。

そんな大切な「血」。この「血」の不足を補ってくれる代表的な漢方薬に「婦宝当帰膠B(ふほうとうきこう)」があります。

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「婦宝当帰膠B」は、「当帰(とうき)」をはじめとして、コラーゲンを主成分とする「阿膠(あきょう)」や、気血を補う生薬など9種類が配合されています。

当帰(とうき)…女性のための薬として知られています
中国では「女性の宝」として重宝されてきました。補血・活血・強壮・鎮痛効果などがあり、冷え性や血行障害などに効果があります。月経トラブルや冷え性、産前産後の不調を改善します。

阿膠(あきょう)…楊貴妃や西太后ものんでいたコラーゲン
ロバの皮を煮て抽出されたコラーゲン。増血・止血、安眠効果があるとされ、楊貴妃や西太后ものんでいたと言われています。子どもを宿す妊娠力を高めます。

芍薬(しゃくやく)…「血」の流れをよくし、「気」をめぐらせます
鎮痛・鎮静・抗けいれん効果、「血」を補う作用もあることから、冷え性、月経異常など婦人薬としてよく利用されます。ホルモンバランスの崩れによるイライラにも処方されます。

川芎(せんきゅう)…生理痛と冷え性に使われます
婦人病でよく使われ、補血・鎮静・鎮痛・強壮効果があります。血管を広げて血液循環を改善し、貧血や生理痛、冷え性を緩和します。カゼによる頭痛や関節痛の痛みも…。

黄耆(おうぎ)…料理にも使われる強壮作用のある生薬
強壮・滋養・利尿効果があります。「気」を養い、免疫力を高める…とも言われます。花粉症やインフルエンザの予防にも愛飲されます。「参鶏湯(サムゲタン)」などの薬膳料理の材料として使われることがあります。

茯苓(ぶくりょう)…おだやかな利尿作用でむくみを改善
利尿作用・滋養・鎮静・健胃作用があります。体内の水分調整をし、胃腸のはたらきを促進し、食欲不振やむくみを改善します。また、精神を安定させるはたらきから、不眠、動悸、イライラを解消するはたらきがあります。

甘草(かんぞう)…甘みが強くお菓子に使われることも
解毒・消炎・鎮痛・ホルモンバランスを整えるはたらきや、セキやのどの痛みなどを抑えるはたらきもあります。漢方薬以外にも、お菓子やしょう油の原料としてもよく使われます。

地黄(じおう)…「血」と肌の潤いを補います
補血・強壮・止血・水分代謝のほか、潤いを補う効果があります。女性に不足しがちな「血」と潤いを補い、肌の乾燥や冷えを改善、ホルモンバランスを整えます。

党参(とうじん)…人参の代用品です
疲労回復・貧血の改善・胃腸を丈夫にし、食欲不振に対し効果があります。強壮・増血作用も…。穏やかに「気」を補う作用があります。

「婦宝当帰膠B」は、「血」を増やし「ホルモンバランス」を整える漢方薬…。

2007年ミスユニバースの優勝者である「森里世(もり・りよ)」さんなど、有名人にも愛飲者が多くいます。