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「気温」や「湿度」「気圧」といった気候変化で「病気の発病や悪化した…」ということをよく聞きます。たとえば心臓病、ゼンソク、リウマチなどの疾患は、特に気象の影響を受けやすい…とされています。

神経痛、神経痛やリウマチなどは、特に「寒さ」と「湿気」が痛みの原因となるため、秋から冬場にかけての時期に悪化することが多いです。

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中医学では、神経痛やリウマチなどの痛みの疾患を、総称して「痺症(ひしょう)」と言います。「痺」は訓読みすると「しびれ」で、「つまって通じない…」という意味です。

体が虚弱になると、「寒さ」や「湿気」などの影響を受けやすく、気血の流れを阻害して、「痺症」を引き起こす…ということに。中医学では「虚に乗じて外邪が侵入した…」ことから起こると考えます。

痛みや痺れの原因の治療としては「扶正(ふせい)」と「祛邪(きょじゃ)」。

「扶正」とは正気を高め、虚弱体質、慢性病、老化などから起こる関節・組織退化、機能障害などの「内的原因」に対するアプローチのこと。

「祛邪」とは「寒さ」や「湿気」などの邪気を取り除き、気血の流れを阻害している「外的原因」に対するアプローチです。

これらの「寒さ」や「湿気」などによる邪気を除去して、気血のつまりを通し、足腰や背中の痛み、関節痛、下肢のしびれなどを改善してくれる生薬に「独活(どっかつ)」があります。「独活」は山菜として食卓にものぼる「ウド」のことで、その根茎部は古くから漢方薬として使われていました。

この「独活」を主薬とした漢方薬に「独歩顆粒(どっぽかりゅう)」があります。

「寒さ」「湿気」を取り除く「独活」「秦艽(じんぎょう)」「防風(ぼうふう)」に、腎を補って足腰や筋骨を丈夫にする「桑寄生(そうきせい)」「牛膝(ごしつ)」や「杜仲(とちゅう)」、補気・補血作用のある「党参(とうじん)」「当帰(とうき)」…など、「扶正」と「祛邪」の薬がバランス良く配合された漢方薬です。