こんにちは。
昨日(9日)の山口市は本当に暑かったです。全国的には山梨県の甲州市で39℃を超えたそうです。また、熱中症で760人以上が病院へ搬送され、2人の方がお亡くなりになったとか。本当に熱中症は怖いです。
そんな中、「銀座マロニエゲート」と「プランタン銀座」で「キュウリビズフェアin銀座」というイベントが始まったというニュースがありました。
「キュウリビズ」というのは、JA全農東北6県(JA全農福島・JA全農あきた・JA全農山形・JA全農みやぎ・JA全農いわて・JA全農あおもり)が、旬の時期の東北産キュウリを味わってもらうために、「クールビズ」をもじってつけた造語だそうです。
初日の9日は、「JA全農東北6県本部&東北きゅうり美人」によるセレモニーが催されました。そして、このイベントは21日まで続くそうです。
キュウリは夏野菜。自宅で家庭菜園をされている人もいると思いますが、まさに今が旬です。旬の野菜は栄養価も高く、美味しいですし、理にもかなっています。夏野菜は「体にこもった余分な熱を冷ます」という性質がありますから。
キュウリは、中医学では「清熱(体にこもった余分な熱を収める)」「止渇(のどの渇きを収める)」「利水(尿をよく出して体の余分な水分を排泄する)」「消種(腫れを冷やして解消する)」などの効果があると言われています。
現代の研究では、「抗ガン作用」「血圧降下作用」「コレステロール値の降下作用」「減肥作用」があると言われています。
栄養素としては、「カリウム」。キュウリにはカリウムが豊富で、カリウムにはナトリウムの排泄を促進して血圧を下げる働きがあります。また、血液をアルカリ性にするので、尿路結石の予防にもなると言われています。
また、キュウリに含まれる「アスコルビナーゼ」という酵素はビタミンCを破壊するようで、ビタミンCを多く含む野菜との相性が悪いので、あらかじめ加熱したり酢で処理するといいそうです。
暑い夏は、体にこもった熱を冷ましてくれる、夏野菜を多めに摂りましょう!逆にお肉は体に熱をため込む性質がありますので程ほどに。
皆さんも「キュウリビズ」で暑い夏を涼しくお過ごしください。
それでもダメなら漢方薬の出番です!