こんにちは。
お昼の休憩上がりで薬局に戻る途中、アスファルトの上にカエルのような動物…がいました。
よく見てみると、ちょっと違います。カエルのような質感で、大きさも同じ…でも羽根のようなものが付いています。「死んでいるのかな…」と触ると動き出したので、「これは大変!」と急いで捕まえて、タオルでくるんで保護しました。
多分、コウモリの赤ちゃんじゃないか…と感じました。生まれたてのようで、毛も生えていなくて、目も見えていないようでした。
どうしたらいいのか分からないので、ネットで調べると、一応の情報が出て来たので、何とかそれに沿ってやってみました。
日没まで待って、保護した近くに戻したんですが、しばらく置いてみても親が見付けてくれる気配がありません。。「キーキー」と小さな声で鳴いていましたし、動き出したので、しばらくその状態で、そっとしていました。そうこうしているうちに、雨が降ってきたので…結局断念して家の中に取り込みました。
幼犬用の乳糖の入っていない牛乳を買って来て、スポイトであげようとしましたが、なかなか飲んでもくれません。逃げるように動いて、どんどん体力も消耗してきているようでした。
次の日の朝、動いていたので少し安心しました。ですが、この日は勉強会で博多に行くので、置いて行くしかありません。ウチのネコのフクちゃん、あまちゃんに狙われないように、細心の注意を払いながら、出掛けました。
勉強会の間、気になって仕方がありませんでしたが、途中で「死んでいる…」という連絡が入りました。小さな小さな生命。結局、1日もちませんでした。
かなりショックを受けましたが、自然界ではそれが当たり前なんでしょう…。そう思うしかありませんでした。今回、自然界での厳しさを感じました。
ウチの薬局の裏庭のスズメのお墓に、一緒に埋めてあげました。悲しい出来事でした。