こんにちは。
花粉症の症状の中でも「目の痒み」「赤み」が特につらい…と言われます。目の痒みは、目を取り出して洗いたい…と言われるほどです。
メガネで花粉をガードしたり、目薬で症状を和らげたり…。何か他にいい方法が…と相談されることがあります。
そんなときにおススメしているのが「心沙棘(しんさーじ)」です。この「心沙棘」は沙棘(さーじ)の果皮や果肉から抽出したフラボノイド。
この「沙棘フラボノイド」に、特に目の痒みを抑えるはたらきがあることがあるんです。
そして、「沙棘フラボノイド」の一種である「ケルセチン」に抗アレルギー作用があり、花粉症の目の痒みを抑えるはたらきがあることが分かっています。
厳しい自然環境にあるチベットでとれる沙棘の中に含まれる「ケルセチン」。
この「ケルセチン」には、アレルゲンに対して敏感に反応してしまう「肥満細胞」を穏やかにして、目の痒みや炎症の原因となるヒスタミンの過剰な分泌を抑える…と言われています。
アレルゲンに対する反応を緩やかにしてくれる効果が認められ、ドイツでは「抗ヒスタミン剤」として医薬品に認可されているんです。そして、食べ物の中でこの沙棘に多く含まれているんです。
…と言っても、ボクは「ケルセチン」単体ではなく、沙棘に含まれるその他の成分と、複合的にはたらいて、効果が出ているんだと思います。「ケルセチン」を含む「沙棘フラボノイド」の効果だと。そして、その「沙棘フラボノイド」が「心沙棘」です。
目の痒みで、「心沙棘」を半信半疑でのまれた方。その方は、次にまた「効いているようだ…」と購入されました。ただし、抑える痒みは目に特化していると言われています。アレルギー反応を起こすレセプターが、目・鼻とそれぞれ違うんだそうです。
そんな、アレルギー体質の改善で高い評価を受ける「沙棘フラボノイド」ですが、粘膜が薄く外からアレルゲンにどんどん入ってきてしまうような状態だと、肥満細胞を鈍くするのは困難です。
そんなときは、花粉やウイルスなどさまざまな外敵から体を守る「衛気(えき)」を強くすることが本治(ほんち)…つまり根本的な治療となります。
衛気を強くする「黄耆(おうぎ)」という生薬が「免疫機能の調節」「皮膚や粘膜の損傷を修復」するはたらきがあります。
この「黄耆」に、胃腸のはたらきを良くする「白朮(びゃくじゅつ)」、抗アレルギー作用がある「防風(ぼうふう)」を加えた「衛益顆粒(えいえきかりゅう)」は予防におススメです。
なので、「衛益顆粒」で粘膜のバリア機能を高めて、「沙棘フラボノイド」のような抗アレルギー作用のあるものをのむと、より効果的…ということです。