こんにちは。

最終日の8月25日(日)、山口県立美術館で行われている「香月泰男のシベリア・シリーズ」に行ってきました。ちょうど午前の勉強会(Web)と午後の勉強会(Web)の合間の時間に行くことができました。

香月泰男の没後50年を記念して、代表作であるシベリア・シリーズ全57点を公開し、香月の画業を改めて回顧しています。シベリア抑留を中心に自らの過酷な戦争体験を描いていて、戦後の復員直後から亡くなるまで27年間にわたって描き続けた、香月の畢生のシリーズ作品です。

シベリア・シリーズは山口県立美術館所蔵なので、それぞれの作品を独立して観たことはありますが、57点の作品、その全体像からとらえたとき、圧倒的な存在感で迫ってきます。作品に寄せられた画家の自筆解説文を合わせて紹介し、戦争と抑留の記憶を見つめ続けた香月の心の動きをたどっています。

今回の「香月泰男のシベリア・シリーズ」は7月28日の「日曜美術館」で放送されていたので、初めて予習して美術館に行きました。