こんにちは。

「ドクダミ」の白い花が咲いていたので、花瓶に入れて飾ってみました。

「ドクダミ」は日本を代表する民間薬として広く知られている薬草の一つです。

「ドクダミ」は十種の薬効があるとも言われ、「十薬(じゅうやく)」とも呼ばれていますが、中医学の本に載っている正式名は「魚腥草(ぎょせいそう)」。魚のような生臭いにおいから付けられたようで、失礼な名前ですが、特徴を捉えている名前でもあります。「十薬」の方が愛💗がありますが…。

効能としては、解毒作用、消炎作用、尿の出を良くしてむくみを取る作用、便通を良くする作用などがあります。そのため、化膿性の吹き出もの、湿疹、蓄膿症、扁桃炎、乳腺炎、腸炎、痔、外陰部の痒み、尿の出が良くない、むくみなどの治療に用いられます。

蓄膿症の場合、生の葉をすりつぶして搾り汁をつくり、それを鼻の穴に滴下する方法もあり、外用しても効果があります。

熱を冷ます作用があるので、のぼせやすい人に良く、冷えの強い人には向きません。