こんにちは。

2月4日は「二十四節気」のトップバッターの「立春」です。

「立春」が過ぎると春なわけですが、まだ寒いですね。

陰陽五行説によると、春は五行(木、火、土、金、水)の「木」に属し、五臓(肝、心、脾、肺、腎)の「肝」と密接に関連しています。

「肝」は伸び伸びしているのが好きな臓器で、ストレスにとても弱い…。困ったことに春は精神的に不安定になりやすく、ストレスを受けやすくなる季節で、イライラして怒りっぽくなりがちです。精神系の病気が多くなりる、悪化しやすくなる時期とされています。

「肝」は、春にぐんぐん育つ草木のように「のびのびとした状態」を好む臓器。過度のストレスを受けると機能が低下してしまうため、季節や環境の変化、コロナ禍でストレスが溜まりがちなこの時期は、特に「肝」の養生がポイントとです。

コロナ禍で外出を控えている方もいらっしゃったと思いますが、ゴールデンウィーク明けの5月8日から「5類」に引き下げるということです。人の多い場所に行くのは抵抗があると思いますが、外に出て積極的に体を動かし、ストレスや老廃物などをスッキリ発散してしまいましょう。伸び伸びとしたストレスのない状態は、「肝」の機能を高めることにもつながります。

また、早起きを心がけ、散歩などの軽めの運動を。春の陽気を満喫すれば、ストレス発散にもなります。髪のブラッシングや頭皮のマッサージで気分をリフレッシュするのもおススメです。

香りのいいジャスミン茶や菊花茶などの花茶はアロマ効果でストレス発散にもなるので、リラックスしたいときは花茶を選ぶのをおススメします。

睡眠を十分に取る、体を動かして「気」を巡らせる、入浴で気持ちをリラックス。また、「三陰交」「内関」のツボをマッサージするのもおススメです。

場合によっては、漢方薬や自然薬などを生活に取り入れることもおススメです。

「春」の精神的な養生として、ハッピー、リラックス、安らかな精神状態を保つことが重要です。