こんにちは。

活性酸素は、本来体内に侵入した細菌やウイルスなどから体を守るため、白血球が作り出すものです。この活性酸素、酸素が電子構造的に変化して、強い酸化力をもつことにより、細菌やウイルスを攻撃します。しかし、過剰な活性酸素は、細胞や遺伝子などを酸化させたり傷つけたりして、色々な病気の原因になります。

特に、加齢によって活性酸素は過剰発生すると言われています。

・高齢者は体力が弱っている、病気でさらに弱る…高齢者は細菌がいなくても、細胞がサイトカイン(細胞が出して細胞に働きかける物質)を出し、白血球(好中球・マクロファージ)を呼び過剰防衛になり、活性酸素を多発させます。

・化学薬品の飲み過ぎ…化学薬品・化学物質の処理に薬物代謝酵素(チトクロームP450)が活性酸素により、分解・解毒するので、化学物質に汚染された体には、活性酸素が多発します。抗ガン剤や放射線は、その最たるものだと言われています。

・慢性疾患で体のどこかに炎症・組織・臓器障害が起こっている…炎症に対し、白血球(好中球・マクロファージ)が集合し、活性酸素が多発します。

・血行不良(血液の再灌流)…めまい、ふらつき、動悸、不整脈、冷え、虚血再灌流は活性酸素の多発発生の原因となります。再灌流とは、虚血した血管に再び血液が流れること。再灌流した血液中の酸素が活性酸素となるんです。

・加齢とともに体内の活性酸素を消去する酵素が減少する…加齢とともにSOD(スーパーオキシドジスムターゼ)やGSHーPx(グルタチオンペルオキシダーゼ)、カタラーゼなどが減少することで、多発した活性酸素を抑えられなくなります。

・ストレス(心身のストレス、化学薬品の飲み過ぎ)…ストレスにより、交感神経が緊張することで、血管が収縮し、血行不良となり、血液再灌流により活性酸素が多発します。

このように、 加齢による活性酸素の発生の原因はさまざま。

なので、抗酸化だけを考えるんではなく、血液の停滞・再灌流による活性酸素の発生を血流改善で予防することも大切なんです。

活性酸素を消去する酵素を増やすのに、酵素の材料となる良質なタンパク質や補酵素である微量ミネラルが大切なんです。特に微量ミネラルは、亜鉛、銅、セレンなどで、オイスターにバランスよく入っているんです。

また、抗酸化物質であるものに、ビタミンA、B2、C、Eがあります。また、食事によって酸化を防止するファイトケミカルがあります。ファイトケミカルは、野菜や果物に多く含まれる非栄養素ですが、7番目の栄養素と言われ、注目されています。ワインのポリフェノール、緑茶のカテキン、タマネギのアリシン、βーカロチン、カプサイシン、リコピンなど、緑黄色野菜に多く含まれているので、野菜を多く摂ることが重要です。ファイトケミカルは、熱に強いので、野菜は火を通してタップリ食べてください。

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おススメは、「ワタナベオイスター」と「松寿仙」。

ワタナベオイスターは抗酸化作用のあるCG7と、活性酸素を消去する酵素を増やす微量ミネラルが豊富にあるので、過剰な活性酸素を抑えます。

松寿仙の活性酸素消去作用は強力な抗酸化成分を含むだけでなく、血流の停滞・再灌流による活性酸素の発生を血流改善により抑制するんです。