こんにちは。

厚生労働省は、新型コロナウイルス感染対策でマスクの着用について視覚的に分かりやすく解説したものをTwitterに投稿しました。

  • 屋外では、人との距離(2m以上を目安)が確保できる場合や、距離が確保できなくても、会話をほとんど行わない場合は、マスクを着用する必要はない
  • 屋内では、人との距離(2m以上を目安)が確保できて、かつ会話をほとんど行わない場合は、マスクを着用する必要はない
  • 夏場は、熱中症防止の観点から、屋外でマスクの必要のない場面では、マスクを外すことを推奨

新型コロナウイルス感染症の流行で、マスク生活にも慣れてしまいましたが、夏場はさすがにしんどいですね。

コロナ禍で「マスク酸欠」というのが問題となっています。「マスク酸欠」がメンタルにも作用していると言います。

様々な外敵から身を守る手助けをしているマスクですが、呼吸にとっては障害となります。単純に呼吸がしにくいだけでなく、自分の吐く息がマスクの中に溜まり、その空気を吸うことになるので、二酸化炭素を多く含んだ空気を吸い込むことになります。つまり、二酸化炭素過多の状態なわけです。

また、コロナ禍のストレスで自律神経のバランスが乱れ、交感神経が優位になると、呼吸が短く、浅くなります。そのため、酸欠になりやすい環境が揃っているわけです。

慢性的な酸欠は心と体に影響を与えます。

心を健やかに保つには、自律神経がバランスよく働いた状態であることが不可欠。自律神経は自分の意思に関わらず働く神経であり、心臓の拍動や発汗、そして呼吸を支配しています。しかし、呼吸だけは、深く吸うなど自分の意思でコントロールできます。メンタル面が低下していると交感神経が優位になり、呼吸は浅くなりやすいもの。コロナ禍でマスクにより呼吸が妨げられていると、例えストレスがなくても、体がストレス状態だと勘違いしてしまうことも。

そこで、意識的に深い呼吸を行い、酸素をたくさん取り入れることを習慣にしてみましょう。深い呼吸は心身をリラックスさせて交感神経を優位にし、自律神経のバランスを整えることにも繋がります。

深呼吸は5秒間吸って、10秒間で吐く「1対2の呼吸」を取り入れてみましょう。2~3分間続けると、副交感神経の働きが高まって血流が良くなり、不思議と気持ちも落ち着いてくるハズです。

吸う:横隔膜を広げるように意識して、鼻から5秒かけて息を吸い込みます。

吐く:吸ったときの倍の時間をかけて口から息を吐きます。さらに、口だけで吐くのではなく、お腹をへこませながらゆっくりと吐く。空気をすべて吐ききったら息を吸う。

結果として、メンタル面にも良い結果を生みだします。