こんにちは。

先日の「NIKKEIプラス1」で、ドライブ爽快、海と空を渡る橋…というランキングがあり、山口県の「角島大橋」が見事1位になっていました。

心を奪う青の美しさ。

空と海の境目が分からなくなるような一面の青。本州と角島を結ぶ道路の一部である全長1780mの角島大橋をドライブする人は、どこまでも続く雄大な「青」に心を奪われる。本州側のエメラルドグリーンの海はやがてコバルトブルーに。「南国と見違うほど」(bowさん)というすがすがしい海の色を楽しめる。

晴れた日にさえ渡るコバルトブルーの海士ヶ瀬を走る気分は最高に爽快」(藤島知子さん)という声が相次いだ。アップダウンと曲線が魅力で「空を望み、海を見下ろし、橋そのものの建築美を眺められる。直線的な橋では得られない楽しみの一つ」と藤島さんは語る。

その景観美から、数々の自動車のCMや映画、ドラマなどの撮影にも使われた。堀井滋則さんは「まるでコバルトブルーの海にダイブするかのような爽快なドライブウェー。小さな島の脇を通り抜けたり、緩やかなアップダウンがあったりと変化があって楽しい」とこの橋ならではのドライブの楽しさを説明する。橋自体のデザインが風景に溶け込んでいるのも評価のポイントだという。

自動車の愛好家にとっては憧れの橋でもあるようで「行く度に何度も往復してしまう」(国沢光宏さん)という声も。

橋のたもとにある 海士ヶ瀬 公園には展望台もあり、角島大橋を一望することができる絶景ポイントだ。ただ、連休などの人出が多い時期は注意しよう。橋を見に来た観光客のマナーの悪さが問題になったこともあるため、気を配りたい。

これは、ドライブして爽快な橋を専門家が選んだ…ということで、この総評はbowさん(トラベルライター)、藤島知子さん(モータージャーナリスト)、堀井滋則さん(日本橋梁建設協会設計東日本部会長)、国沢光宏さん(自動車ジャーナリスト)によるものです。

ちなみに、2位が沖縄県の「伊良部大橋」、3位が兵庫県の「明石海峡大橋」、4位が愛媛県の「来島海峡大橋」、5位が香川県・岡山県の「瀬戸大橋」、6位が沖縄県の「古宇利大橋」、7位が東京都の「レインボーブリッジ」、8位が千葉県の「東京湾アクアブリッジ」、9位が東京都の「東京ゲートブリッジ」、10位が神奈川県の「横浜ベイブリッジ」…という具合です。

先月、角島へ海水浴に行ったのですが、そのときに渡りました。その日、行きは普通に行けたのに、帰りは橋を渡りきるまで2時間かかりました。さすがに2時間は初めての経験でしたが、世間では4連休の2日目。23日で「東京2020オリンピック」の開会式に間に合わないかと思うくらい、予定が大きく狂いました。「連休は行くな!」ということが身に染みました経験です。

その他、自転車でみんなで走った思い出もありますが、自転車だと車を気にしながら走るので、景色を楽しむ余裕はありませんでした。

角島大橋は2000年の開通から、山口県を代表する人気観光スポットです。