こんにちは。

連日「東京2020オリンピック」のメダルラッシュで勇気と感動をもらってる今日この頃です。

自国開催ということで応援にも熱が入りますが、複数のテレビ局で同時に違う種目をやっているので、観るのが忙しいですね。

先日、休憩時間にテニスの試合を観ていたら、セミの鳴き声が聞こえてきました。家の外から聞こえてくるのかと思ったら、テレビの中から聞こえてきます。

セミの鳴き声は、五感に訴えかけますよね。暑い夏が更に暑く感じます。

実際、山口市の昨日と今日の気温が36℃と毎日暑く、山口県に「熱中症警戒アラート」が発表されるほどです。

朝になったら一斉にセミの大合唱。セミが一斉に鳴いて賑やかな状態を「蝉時雨(せみしぐれ)」と言うそうですが、「五感」に訴え、夏をより暑く感じさせますが、彼らの一週間程度の求愛行動だと考えると、「ガンバレ」と思ってしまいます。

たまたまウチのネコのあまちゃんと散歩に出たときに、セミの脱皮の瞬間に遭遇しました。成虫となる過程を見ることが出来て、感動です。

朝、ゴミを出しに行ったついでに前日の脱皮の現場に行ってみると、セミの抜け殻が3つ残っていました。あの後次々と脱皮をしたんでしょう。

セミの抜け殻は「蝉退(せんたい)」という漢方薬。漢方薬で虫を使うものがありますが、「虫自体」ではなく「抜け殻」を使用するのはセミだけなのだとか。

蝉退は皮膚疾患によく使われる「消風散(しょうふうさん)」という処方などに入っています。蝉退は皮膚のかゆみを抑える作用があります。

また、セミが鳴く季節は今ですが、「1年中セミの鳴き声が聞こえる!」という人。それは「耳鳴り」かもしれません。