こんにちは。山一薬局立小路店の岡村祥平です。

若々しさと健康長寿を保つ秘訣は、丈夫な骨と健やかな筋肉です。骨と筋肉は加齢によって衰えていきます。でも、鍛えれば強化され、増えていくものでもあります。

筋力は30代から少しずつ低下し、普通の生活をしていても、50代になると年間約1%くらいの割合で減少すると言われています。

骨量も年齢とともに変化します。特に、女性の場合は閉経後に急激に骨量が減り始めるので早めの予防が大切です。

10代の頃に沢山の運動をして骨に刺激を与え、骨を強化しておくと年をとっても骨折しにくいと言われています。たとえ、60歳を過ぎても、トレーニング次第で筋力や骨量を増やすことは十分可能なんです。

今からでも筋力、骨量は増やせるんです!

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骨は「密度」と「質」が重要なんです。骨の仕組みはよく鉄筋コンクリートに例えられます。「コラーゲン」が鉄筋で、「カルシウム」がその間を埋めるコンクリート。「カルシウム」による骨密度だけではなく、「コラーゲン」による骨質も重要です。骨に出来た微細なひびやコラーゲンの弾力性の低下、ビタミンKの不足などにより骨質は劣化していくんです。

骨粗鬆症は、骨に含まれるカルシウムなどの骨量が減って骨がもろくなる…病気です。加齢によって起こりやすくなります。骨粗鬆症が進行すると、ちょっとした衝撃で骨折しやすくなります。特に、高齢者で怖いのが大腿骨の骨折…。寝たきりの原因にもなるんです。

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だから、骨粗鬆症はロコモティブシンドローム(骨や関節、筋肉などの働きが衰え、日常生活に影響して要介護の危険が高い状態になること)を招く原因と言われるんです。

骨粗鬆症の予防には、毎日こまめなウォーキングが大切だと言われています。骨に圧力を与えることは、骨をつくる細胞が活性化され、強い骨が形成されます。

運動の効果は骨の強化、筋力アップにもつながり、バランス感覚を養い、転びにくくなる効果も…。そんなにハードな運動をしなくても、しっかり歩いて骨に衝撃を与えるだけでも効果大です。日光を浴びてのウォーキングは、カルシウムの吸収を助けるビタミンDを体内で合成する助けにもなります。

そして、カルシウムとビタミンDを意識した食事を。

カルシウム…骨の主成分。骨折予防には欠かせません。小魚類、乳製品、大豆製品、青菜類に含まれます。

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カルシウムを手軽に摂れるもので、おススメしたいのが「新ササカール」です。 新ササカールは「ボレイ」というカキの殻からのカルシウム。乾燥酵母も入っているので、とても吸収しやすいカルシウム剤です。「新ササカール」を続けられていて、ドクターに骨量をほめられたって自慢されたお客様もいらっしゃいます。

ビタミンD…カルシウムの吸収を助け、カルシウムが体外に排出されるのを調整してくれます。主に、魚に多く含まれます。また、干しシイタケにも…。

動物性タンパク質…骨の成分になるだけでなく、強くしなやかな筋肉も作ってくれます。牛もも肉、鶏ササミなどに。

食事や運動によって筋力アップ、骨密度アップを目指しましょう!