こんにちは。
今日、6月4日は「虫の日」だそうですね。
漫画家の手塚治虫らによって設立された「日本昆虫クラブ」が「虫の住める街づくり」を目指して提唱し、制定された記念日だそうで、「6(む)4(し)」の語呂合わせになっています。
そういえば、漢方薬の大半が植物由来のもので構成されている中、虫が生薬として入っているものもあります。
ボクが研修をさせてもらった中国の雲南省にある「雲南中医薬大学第一附属病院」では、皮膚病の強い痒みを抑えるために全蝎(ぜんかつ:サソリ)や蜈蚣(ごしょう:ムカデ)などの虫類がよく使われていました。
日本の漢方薬の中には全蝎や蜈蚣の入っているものはありませんが、皮膚病でよく使われる「消風散(しょうふうさん)」の中には、痒み止めとして蝉退(せんたい:セミの抜け殻)が入っています。
その他には地竜(じりゅう:ミミズ)、水蛭(すいてつ:ヒル)に白僵蚕(びゃくきょうさん:カイコ)、蟻(アリ)などは「経絡のつまり」を取る働きがあるので、痛みや痺れなどの治療に使われています。
小さいですが、恐るべし虫の力。虫だけに無視できない存在です。
ちなみに、昨日(6月3日)は「世界自転車デ―」なのだとか。
- 自転車は単純で、手頃な価格で、信頼性が高く、清潔で、環境に優しい持続可能な交通手段である。また、自転車は発展のための道具であり、単なる交通手段だけでなく教育・健康・スポーツにも役立つ。
- 自転車と利用者の間に生まれる相乗効果は、創造性と社会性を促進し、利用者に地域環境への意識を促す。自転車は持続可能な交通手段の象徴であり、持続可能な消費と生産を促進するという前向きなメッセージを伝え、気候にも良い影響を与える。
このような特徴を持つ自転車の普及を促進するため、この国際デーは祝われるそうです。
しばらく自転車をお休みしていたので、そろそろ再開しなければ。