こんにちは。

連日、テレビをつけると熱中症の話題ばかり。環境庁も熱中症アラートなるものを国民向けに作成し、各都道府県ごとに気温や湿度の情報を発信しています。

2020年の夏がいつもと大きく違う理由が、外出自粛要請が長く続き、普段なら徐々に暑さに順応していくところが充分に出来ていないシーズンであること。また、酷暑の夏にマスクをしないといけないということ。そして、「コロナ判別による搬送の遅れ」もあり、いつも以上に危険な状況なのだとか。

1970年代と2000年代を比較したデータでは、

1970年代の真夏日(最高気温が 30℃以上)が44日、猛暑日(最高気温が 35℃以上)が1日、熱帯夜(夜間の最低 気温が25℃以上)が16日。

2000年代で真夏日が53日、猛暑日が13日、熱帯夜が30日…2010年に至っては真夏日が71日、猛暑日が13日、熱帯夜が56日。

実際に日本の平均気温は年々上昇していますが、このまま行くと2100年の天気予報で「山口・晴れ・最高気温43℃」という未来が待っています…。

夏の炎天下での活動は、多量の汗くことで、体のエネルギーである「気」と、体を潤す体液である「津液」が同時に失われるため「気陰両虚」という状態に陥り、疲労感や乾きを感じやすくなります。

大量に汗をかくので水分補給が必要になりますが、汗をかくことは水分を失うだけでなく、同時に「気」も漏れ出てしまうので、水分補給だけでなくエネルギー補給も大切です。濃くなった血液を薄める麦門冬、皮膚の表面から汗と「気」が漏れるのを防ぐ五味子、「気」を補い体力をつける人参、この3つの生薬の入った「麦味参顆粒」が脱力・脱水予防におススメです。