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こんにちは。ウチの薬局では、東京から中医師の劉伶(りゅうれい)先生を招いて、「ミニ講演会+薬膳料理の食事会」を定期的に行っています。もちろん無料です。

内容としては、その時期に合った漢方のお話や子宝のお話などです。

前半はミニ講演会で、後半は薬膳料理の食事会をします。といっても、その場で作る簡単薬膳で、実演しながら先生が手際よく作られます。薬膳料理といっても、スーパーで手に入る野菜ばかり。そんな野菜にもちゃんとした効能があるのです。

そんな中で、夏のこの時期に紹介した「茄子のニンニクタレ焼き」を紹介します。茄子は、貧血、ダイエットにおススメだと紹介されました。中国では、秋に収穫したお米などがなくなると、茄子を細かくしてミソなど入れて、ご飯代わりにもするそうです。ニンニクが入っているので、食欲を刺激します。熱くなり、食欲が落ちるこの時期におススメです。

「茄子のニンニクタレ焼き」2人前

- 材料 -
茄子2本、長ネギ1/5本、生姜少々、ニンニク1/4個、料理酒、砂糖、塩、醤油、鶏がら粉スープ(和風だし可)、サラダ油

- 作り方 -
ナスを洗い、水分をキッチンペーパーで取っておきます。

ネギ、生姜、ニンニクはみじん切り、料理酒大匙1杯、砂糖大さじ1、醤油大さじ3、鶏がらスープ小さじ1を一緒に混ぜます。

加熱した鍋にサラダ油を適量に入れ、茄子を切れずにそのまま入れ蓋をして焼きます。茄子が柔らかくなるまで焼き、混ぜたタレをかけて、再び蓋をして3分ぐらい炊きます。

大きいお皿に盛り付け、酒のつまみでも、ご飯にかけて美味しく召し上がれます。

- 効能効果 -
茄子は清熱止血、消腫利尿作用があり、ビタミンCも豊富に含有します。貧血、肥満や糖尿病の方にもおすすめ。ニンニクは温性で、殺菌、殺虫、解毒などの効能効果があり、下痢止め、食欲不振。、疲労回復の改善効果がよいと言われています。茄子とニンニクの相性がよく、肉を使わずに、さっぱりとした味で食欲を誘います。