こんにちは。

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今日、10月10日は「目の愛護デー」だそうですね。現在では厚生労働省が主催となって毎年目の健康に関わる活動が進められています。

目は大切な感覚器官。じつに8割が、「目がキャッチしている」情報で占められています。

そんな大切な目。目の異常は体調の注意信号なんです。

目がカサカサする・チカチカする・痛む・かすむ・風にあたると涙が出るなどの症状は、体の中からくる場合もあります。

「目は血を受けてものを見る」と言われます。血が不足していると、物がかすんで見えるようになります。

血液の質・量が落ちると、その働きを十分に発揮できなくなります。このため、目には酸素や栄養をとどけ、老廃物を運ぶための毛細血管が、びっしりと張り巡らされているのです。

さて、その重要な血液はどこからくるといえば、肝臓によってもたらされます。肝臓は「血の貯蔵庫」といわれるように、からだじゅうから集まった血液の老廃物を分解・解毒して、血液を浄化し、きれいになった血液に栄養を与える働きがあります。

これらの働きが損なわれたとき、目の栄養状態が悪くなり、目の疲れ、かすみ、ぼやけ、視力低下、ドライアイの症状があらわれます。さらに続けば、目のまわりのクマやくすみ、シワなどの顔面の症状が出てきます。

目にトラブルを感じたら、たとえ血液検査のデータが正常であっても、「肝臓に要注意」と考えて、養生をしなければなりません。

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「双料杞菊顆粒(そうりょうこぎくかりゅう)」は、肝を強め増血し、特に目を養う「飲む目薬」として高い効果があります。眼精疲労、加齢からくる目の障害に高い即効性があります。

処方のベースである「六味地黄丸(ろくみじうがん)」と「枸杞子(くこし):クコの実」には、肝腎を補い精血を増やす作用があり、「菊花(きくか):菊の花」には目をスッキリさせ、充血を抑える働きがあります。

加齢や疲労などにより、生理機能が低下し、疲れやすいなどの症状を訴えるようになると、それに伴い種々の愁訴があらわれるようになります。かすみ目や疲れ目もその一つ。

目薬というと点眼薬を思い浮かべますが、点眼薬で症状が改善しない人は、体の中から改善を…。