こんにちは。

長時間座っていることや、断続的であっても、1日トータルで長い時間座っていることによって、下半身のむくみ・肩の凝りなど、体に不調が起きる「座りっぱなし症候群」。

座りっぱなしが続くと、

血流が悪くなる→冷えやすくなる→冷えが続く→代謝が悪くなる→太りやすくなる

座りっぱなしで運動を行わないでいると、慢性的運動不足によりカロリー燃焼量が減少するため、脂肪が蓄積されやすくなります。蓄積された脂肪は、インスリンの効き目を低下させ、膵臓からインスリン過剰分泌などを引き起こすことも…。これらの症状は、糖尿病や心疾患の原因とも言われています。

心臓のポンプで勢いよく押し出された血液は、動脈を通ってすみずみに行き渡りますが、帰り道の静脈は、圧力が弱いため血液が滞りがちになります。

そこで、心臓以外のポンプの働きがポイントとなります。

①つま先を上げ下げする(5回)

②かかとを上げ下げする(5回)

③足首を回す(5回)

少しでも予防に…と、デスクでも簡単にできるエクササイズです。

ふくらはぎは「第二の心臓」とも言われています。

「ふくらはぎの筋肉ポンプ」を伸ばしてあげることで、静脈に圧力が加わり、静脈の血液を押し上げてくれます。ボクは運転中、この運動をしています。気付いたときにふくらはぎの筋肉を伸ばします。

足を同じ形状にしないこと、緊張感をもたせてむくまないように意識することが大切。何も用がなくても、小まめに歩くのもいいかもしれません。気付かないうちに陥っている「座りっぱなし症候群」…忙しい人は、特に気を付けてください。