こんにちは。
「薬の健康と週間」というのがあること、ご存知ですか？
「薬の健康と週間」の目的は、薬の特性、使用方法などの正しい知識や薬剤師の役割について、広く市民のみなさんに知っていただく事業です。
毎年10月17日～23日までの1週間にわたり、全国的に行われています。
山口市薬剤師会の55薬局の協力のもと、今年3月～7月までにお薬バッグを配布して、家庭内の残薬についてアンケートを実施しました。その取り組みと結果を、山口市薬剤師会として「薬の健康と週間」に合わせ、「サンデー西京」さんに記事を掲載させていただきました。
6割以上の方が残薬の対応にお困りで、実際に薬局等に持参された残薬の価格は1人平均約1万円であることが分かりました。厚生労働省の調査では、定期的に残薬の整理、利用等を行うことで、年間3300億円の薬剤費削減の可能性があると推計されているようです。
残薬の増加はボクたちが支払う保険料のアップにもつながります。医療費を抑制するうえで、残薬を少なくすることが大切であるわけです。
加えて「かかりつけ薬局」について、お薬手帳の大切さを記事にしていただきました。
「薬と健康の週間」を通じて、ボクたち薬剤師の仕事について、より知っていただけたらと思います。
記事に合わせて、お薬バッグとお薬手帳を持ったボクの写真が出ていますが、正直これは別の人にお願いしたかったです。