こんにちは。

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8月7日で「バナナの日」だそうですね。「8(バ)7(ナナ)」、これは日本だけの記念日でしょう。日本各地でバナナにちなんだイベントがあったそうです。

バナナのほとんどは、フィリピンや台湾からの輸入品で、1年中食べられますし、特に旬もないようです。熱帯地方の果物なので、体を冷やす性質があります。

ちょっと前のバナナのイメージは、「病気の時しか食べられなかった果物(昔の人が言っていました)」「バナナのたたき売り」。そして「遠足のおやつ」です。でも、最近のイメージは、「アスリートの食べ物」です。

バナナは、吸収しやすい糖質が豊富で肉体疲労時の栄養補給にうってつけな果物です。アスリートたちに親しまれている果物としてよく知られています。バナナの中には、すぐにエネルギーに変わりやすい糖だけでなく、体内でゆっくり消化される糖も含まれているからです。

運動開始前のエネルギーを補充や、運動中のエネルギーが供給ができます。また腹持ちも良いんです。

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そんなバナナ、「色」によって栄養が変化することはご存知ですか?

変化の度合いで「青いバナナ」「黄色いバナナ」「茶色いバナナ」に分けられます。

■青いバナナには整腸効果

「バナナは便秘にいい」と良く言われます。バナナには便秘解消の代表選手・食物繊維とオリゴ糖が多く含まれているからです。

特に整腸効果が期待できるのは、未熟な「青いバナナ」です。青いバナナには「難消化性デンプン」が特に多く含まれています。難消化性デンプンは、消化されにくいデンプンのことで、腸内の善玉菌のゴハンになります。そして善玉菌が増えて、その結果便秘解消につながります。

■黄色いバナナは美肌&アンチエイジング効果

一般的によく食べられるのが「黄色バナナ」でだと思います。程よく熟したバナナは甘くて美味しいだけではなく、肌に嬉しい食べ物に変身します。 というのは、「美容ビタミン」と呼ばれるビタミンB2、B6、ナイアシン(ビタミンB3)を多く含むからなんです。

■茶色いバナナは免疫力アップ! 胃潰瘍の予防にも

ちょっと油断すると茶色い斑点が出てくるバナナ。茶色い斑点は「シュガースポット」といって、甘くなったサイン。茶色い斑点(シュガースポット)が出た時が一番美味しい時期で、しかも免疫機能を高める作用もあるんです。また、胃の粘膜を保護し、胃潰瘍の抑制効果が期待できるそうです。

ボクは、「茶色いバナナ」の時に食べます。理由は、一番甘くて美味しいからです。ただ、食べようと思ったら、真っ黒になっていることがよくあります。でも、免疫力アップと思えば食べられます。

みなさんも色の違いから、バナナを食べ比べてみてはいかがでしょうか?