こんにちは。
4日に梅雨入りしましたが、そのころからジメジメして湿度が高くなってきたように思います。
夏バテが気になる季節です。
夏バテの犯人は「湿」と「熱」。
ボクたちの体も夏には他の時期より「熱」っぽくなり、冷たい飲み物などを多く摂りがちになりますが、大気中の湿度が高いため体の水分(湿)が皮膚から発散しにくく、体内に滞りがちになります。
多すぎる「湿」が筋肉に溜まると「だるさ」となり、冷たいものの摂り過ぎで胃腸を壊したり、その上皮膚から出て行くはずの「湿」が別の出口を求めるため、「下痢」にもなりやすい…。胃腸にも余分な「湿」が溜まりやすく、そうなると消化器系の活動が弱まり、「食欲不振」となる…というわけです。
そんなときの舌はベタッとした苔に覆われています。これは、体の中に「湿」がこもっている状態をあらわします。
そんなときにおススメなのが「勝湿顆粒(しょうしつかりゅう)」。体の中のモヤモヤした湿気を取り払う脱臭剤付き除湿機のような漢方薬です。
また、暑さにやられてしまう場合…。
気温の上昇により体温も上がりますが、体の熱を発散するために、体温調節中枢の作動で汗をかき、体温を下げて体のバランスを取ることは人間の本能です。
しかし、現代社会では、どこへ行っても冷房が効き、体温調節に関する皮膚のセンサーが乱れ始め、汗をかくという生理機能がうまく発揮できなくなります。汗をかかないと、体の中に熱がこもってしまいます。
中医学では、汗は「心(しん)の液」と言われ、水分だけでなく元気の「気(き)」も漏れ出ると考えています。つまり、脱水と脱力の両方が生じるため、何より水分補給とエネルギー補給が大切です。
このような汗が出ない、逆に汗をかき過ぎることでの体力消耗には、「麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)」がピッタリです。