こんにちは。
今日20日は、日本アレルギー協会が定める「アレルギーの日」…。1966年(昭和41年)2月20日に石坂公成先生、石坂照子先生がIgE(免疫グロブリン)を発見したことに因み毎年2月20日とされているそうです。
ボクたちの体には、体内に入り込んだ異物から身を守るために、抗体をつくって更なる侵入に対抗しようとする防衛反応が備わっています…。この防衛反応が正常にはたらいているときはこの抗体は保護的に作用をします。しかし、この反応が体にとって不利にはたらく場合、これを「アレルギー」と呼んでいます。免疫の「過剰反応」とも言います。
特に、この時期を代表する「アレルギー疾患」は「花粉症」です。
日本人の4人に1人が「花粉症」と言われています。春先のスギやヒノキ、秋口のブタクサなど60種類以上もの植物の花粉が原因として知られています。そんな花粉の「アレルギー反応」により、クシャミ、鼻水、鼻づまり、目の痒みや充血などの辛い症状があらわれます。
今年のスギの花粉飛散量は、昨年と同程度かやや少なめの予測となっているそうです。ただ、最近では花粉以外にも、「花粉症」を悪化させる原因となりうる「PM2.5」「黄砂」「ウイルス」なども問題となっています。
また「ゼンソク」も身近な「アレルギー」…。気管支に炎症が起きることで空気の通り道が狭くなって呼吸が困難になることで起こります。原因としては室内のダニやカビ、ペットの毛などが多いようです。カゼから来る場合、タバコの煙、ストレスなどが引き金となる場合もあります。また、気象の変化…特に冷えて空気の乾燥する秋から冬にかけては、発作が起きやすい時期でもあります。
それ以外も「アトピー性皮膚炎」「アレルギー性結膜炎」「食物アレルギー」などがあります…。
「アレルギー」は免疫の「過剰反応」ですから、「免疫を正すこと、調整すること」が大切。
「薬は眠くなったりのどや鼻が乾くのでなるべくのみたくない…」「症状を抑えるだけではダメ…」という方は、漢方薬が有効だと思います。