こんにちは。

年末年始、急にインフルエンザが全国的に流行の兆しを見せ始めました。お正月に入り、インフルエンザでダウン…という話も聞きます。

10日現在、都道府県ごとのインフルエンザの流行状況(都道府県ごとの保健所による警報・注意報の発生状況)を示す「インフルエンザ流行マップ」で見ると、山口はまだ注意レベルではあるものの、季節性インフルエンザウイルスの感染が広がりやすい気象状況にあるかどうかを示す「季節性インフルエンザ指数マップ」で見ると、ウイルスが最も活動しやすい状況ではあります。なので、これから急激に増える恐れがある…というわけです。

小さなお子様やお年寄り…特に受験生のいる家庭では、お母さんの不安は増すばかり…。「なる前に予防する!」ということが大切です。

カゼやインフルエンザから身を守るには、うがい、手洗いはもちろんのこと、バランスの摂れた食事、十分な睡眠も大切です。でも、現代社会にあっては、知らず知らずのうちに、生活習慣が乱れてしまうことがあります。

お隣の中国では、昔からインフルエンザやカゼが流行する季節になると、小・中学校では、生徒たちに「板藍根(ばんらんこん)」という生薬を煎じたお茶飲ませます。中国では、どの家庭にもあるポピュラーな常備薬です。

日本ではエキスになった「板藍茶(ばんらんちゃ)」として販売されており、ご家族で予防としてこのお茶を飲んだり、うがいしていただいています。

また、小さいお子様から安心して飲めますので、若いお母さんにも好評で、「学校でまわりの子がかかったけど、ウチの子は大丈夫!」とよく聞きます。

同じ家族の中で、1人だけ板藍茶を飲まなかったお子様が、家族で唯一インフルエンザにかかった…という話もよくあるんです。

毎年この時期になると、ウチの薬局ではお客様に「板藍茶」での予防を呼びかけています。

「うがい、手洗い、板藍茶」。ぜひ覚えてください。