こんにちは。
夏は冷たい食べ物、飲み物をとる機会が多くなりますよね。冷たいもののとり過ぎは胃腸の働きを落とします。また、夏場のは食べ物が痛みやすく、食中毒も心配です。
しょうがの辛み成分、ジンゲロールやショウガオールには優れた殺菌力があり、食中毒に有効です。また、胃液を分泌を促進し、消化吸収を助けるので、食欲のない時などは積極的にとることをおススメします。
また、ジンゲロールには、魚などの臭みを消す消臭作用があると同時に、抗菌性があることから、魚などの中毒を予防する働きがあります。なので、お寿司屋さんの「ガリ」はそういった働きがあるんですよ。また、基本的に生ものは胃腸を冷やすので、胃腸を冷やさない効果もあります。
また、新陳代謝を活発にし、発汗作用を高める働きもありますし、内臓の働きを活発にします。消化の落ちるこの時期は、しょうがはおススメです。
また、エアコンの効いた部屋に長くいると、逆に体が冷えてしまい冷え性になる人もいます。しょうがは冷え症にとてもいい食品です。特に、しょうがは生よりも乾燥した方が温める力が強くなります。乾燥しょうがはジンゲロールの一部がショウガオールに変化するからです。
今回おススメするのは、高知県産の「焼きしょうが」です。焼くことによって乾燥したのと同じくらい温める力が出ますし、焼くことによって成分がギュッと凝縮されます。1.2kgの原料から30gしか製造が出来ない貴重なものです。添加剤、香料の入っていない天然の「焼きしょうが」は繊維もないので、お茶やお料理にもそのまま使えて便利です。生のしょうがは保存が大変ですが、焼きしょうがは保存がラクで、すぐ使えます。おまけにチョットでいいんです。
この夏、ボクのオススメは「冷奴」です。色は鮮やかな黄色ではないけれど、とても美味しくなりますよ。食欲がない時は、そうめんのツユに薬味で入れても…。
まとめて買われる人もいるほど、ウチの店では人気があります。もちろん冬はもっとおススメです。
「焼きしょうが」 30g 2100円 です。