こんにちは。

まだまだ寒い日が続いています。

寒くなると空気も乾燥するので、インフルエンザなどの各種感染症に罹りやすくなります。特に昨年末からのインフルエンザの感染拡大は過去最速で、その勢いは留まることを知りません。年末年始にインフルエンザやコロナに罹って家から一歩も出ていない…という話も聞きます。

ニュースでは、中国でインフルエンザ様の未知のウイルス「ヒトメタニューモウイルス(HMPV)が流行していると警告されています。

HMPVの症状は、咳、発熱、鼻づまりや鼻水など、他のインフルエンザ様疾患とよく似ていて、場合によっては息切れが起こり、それが気管支炎や肺炎へと進行する可能性もあります。罹病期間は症状の重さによって異なりますが、一般的にはインフルエンザと同程度です。

HMPVは、あらゆる年齢の人にインフルエンザのような病気を引き起こす可能性があるウイルスで、幼児や高齢者、免疫力が低下している人の場合は、感染リスクがより高くなります。

他の類似ウイルスと同様、咳やくしゃみによる飛沫、抱擁やキスなどの身体の接触、ウイルスに感染された物やその表面に触れた後に口や鼻、目に触れることによって人から人へ感染が拡大します。

これら感染症に罹らないようにするには、水際で食い止めることが重要です。HMPVは比較的新しいため、治療法もワクチンもまだありませんが、基本的にはやることは同じだと思います。うがい、手洗いはもちろんのこと、バランスの摂れた食事、十分な睡眠をとり、免疫力を下げないことも大切です。

毎年この時期にお勧めしているのが、解毒作用と抗菌作用、抗ウイルス作用で知られている「板藍根」という生薬を煎じてできたお茶です。日本では「板藍茶」として販売されており、ご家族で予防としてこのお茶を飲んだり、うがいしていただいております。また、小さいお子様から安心して飲めますので、若いお母さんにも好評で、「学校でまわりの子がかかったけど、ウチの子は大丈夫!」とよく聞きます。板藍根のエキスの入ったのど飴も携帯に便利です。