こんにちは。

新型コロナウイルス第7波の急拡大で山口も2000人を超える日がありました。今も毎日1000人以上の感染者が出ています。

これからお盆に入りますが、帰省される方、旅行に行かれる方も多いと思いますが、十分注意して行動していただきたいと思います。

ただ、感染者数が増えているとはいえ、重症化した人の割合は少ない状況であり、「カゼの少し重い程度」「インフルエンザのようなもの」という認識にもなっています。現在「2類相当」の新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けを、入院勧告などが必要ない「5類」(季節性インフルエンザなど)に引き下げる見直し論が浮上していますが、ボクも引き下げていいと思います。

現在、オミクロン変異株の「BA.5株」が猛威を振るっている…ということで、誰が感染してもおかしくな状況にまできています。第6波の「BA.2株」と比べて、その性質も異なっているようです。

新たな変異株が重症化しやすいものに変異する可能性もありますが、一般的にはウイルスは時間が経つと毒性が弱くなるのだそう。感染された相手をすぐに殺すと、ウイルスは次の感染者に乗り移ることができず、共倒れになるからです。結局、感染者をすぐに殺すウイルスは生き残れず、ほどほどの毒性で感染者と付き合うものが勢力を伸ばすことになります。

先日、ウチのお客様のお知り合いがコロナ陽性になられたということで、ご相談がありました。

病院で出された薬剤情報提供書の写真を見せていただきましたが、葛根湯、カルボシステイン(痰切り)、トラネキサム酸(のどの痛み)、メジコン(咳止め)でした。この内容であれば「普通のカゼ」の対応ですし、漢方薬局の方がもっとキメの細かい対応ができるように感じました。そのときは、お客様が普段常備されていた「LEM」と「板藍茶」を送られたようで、とても喜ばれたそうです。

このような状況下、「山口七夕ちょうちんまつり」や「山口駐屯地夏まつり」など、夏祭りも開催されることは大変な決断だったとは思いますが、良かったのではないかと思います。山口市民が元気になりますよね。

気持ちを緩めてしまってはいけませんね。ワクチンを接種しても感染するわけですし、ボクは「板藍茶」など漢方薬で予防します。