こんにちは。

山口県のコロナ陽性者が毎日「1」が続いていて、なかなか「0」にはならないですね。

とはいえ、「東京2020オリンピック」の頃の感染者数とは比べものにならないくらい。

この感染者数の急減について、「ワクチンの効果と基本的な感染対策の徹底が非常に強く出た」「強い感染力を持つ新型コロナのデルタ株はあまりに多くの変異を起こし過ぎ、感染したときに増えるのに必要な物質を作らせる遺伝情報が壊れるなどして自滅したのではないか」「デルタ株は変異を繰り返し、より感染力が強いものに置き換わっていった。国内では日本独自のデルタAY・29型が第5波の主流で、これが収束に向かったのではないか」「人流とワクチンだけで8月の急減は説明しにくい。デルタ株の感染力が小さかった、人々のリスク回避とウイルスの周期性ではないか」など専門家の意見も色々です。

新たなオミクロン株も出てきていて気になるところではありますが、「県をまたぐ往来」や「外食」などが可能な雰囲気にはなりつつあります。

そういえば忘年会もコロナ禍でありませんでした。それ以前は3~4回あったので何か寂しい感じはあります。懇親会とかも、Web中心の会議や勉強会ではありませんので、それが当たり前になってしまっています。

ただし、年末年始は大勢での「飲み会」こそ少ないですが、食べたり飲んだりが多くなる時期ではあります。

中医学の古典には「飲食自倍、腸胃乃傷」という言い方があり、食べ過ぎは胃腸を傷つけるものとして戒められています。

ついつい食べ過ぎてしまう…。こんなときは、溜め込まないようにする「排毒(はいどく)」が重要となります。

ボクたちの食べ物は、大きく分けると、①麦、米、豆などの「デンプン、タンパク質」、②油脂、肉などの「油、動物性タンパク質」、③野菜料理、お酒などの「野菜、加工食品」…がありますが、食べ過ぎのときや胃腸の働きが弱まって、消化が出来ないときには「晶三仙(しょうさんせん)」の出番です。

「晶三仙」には、ボクたちがもつ分解酵素を増やし、消化を助ける働きがあります。

中医学では、素晴しい効果をもつものに「仙」の字を使うのですが、「仙」にはそれ以外に「速やか」という意味もあります。「山楂子(さんざし)」「神曲(しんぎく)」「麦芽(ばくが)」の3つはその効果の速さを評価され、「三仙」と呼ばれています。

「食後の消化が気になるとき」「食べ過ぎのとき」「肉料理などの脂っぽいものを食べたとき」「食事に無理したとき」「消化不良のとき」「食べ物や薬によってお腹がもたれるとき」…など、「晶三仙」はおススメです。

食事は腹八分目が理想的と言われます。食べ過ぎは余分なエネルギーが燃えず、脂肪となったり、血液循環を悪くして冷えを招く原因にも…。ついつい胃腸のキャパオーバーになりがちな年末年始、「晶三仙」を上手に利用してみてはいかがでしょうか?

先日、大腸ガンの手術の後に胃腸の機能が落ちた方で、予後のための漢方薬と「晶三仙」を服用していただいたところ、数日で食欲が出てこられ、喜ばれたことがありました。「晶三仙」は子どもでも飲める優しいものですが、効くべきときは効くようです。